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スピーカーダイヤフラムの凹み 音へ影響

スピーカーのダイヤフラムが凹んでいるスピーカーは音にどのような影響があるのでしょうか? ツイーターとウーハーで影響は違ってきますでしょうか? また、通常使用の範囲で凹むことはあるのでしょうか? つまりダイヤフラム部分が凹んでいるものは内部も駄目になっている可能性はあるのでしょうか?

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回答No.4

はじめまして♪ 「英語 diaphragm圧力の作用に応じ、変位を生じる膜のこと」 医学用語としては横隔膜だったり、ダイビングの場合は圧力に応じて調整する薄膜弁を言う場合も在ります。 スピーカー関連では、オオザッパに「振動板」を意味する事が多く、特にドーム型やホーン型の振動板を指し示す事が多いでしょう。 コーン型ユニットのセンターキャップも、特別な意味を持たせて中高域放射を狙った場合は、ダイヤフラムと呼称する事も在ります。 小型の中高域用、ドーム型やホーン型の場合はその物ズバリ、振動板を意味する事が多いですね。 御質問文から察しますと、2ウエイ、ウーファー側はセンターキャップのようですし、高域側は振動板自体の事と解釈が出来ます。 ウーファー側の場合、音響的な目的が在る事もありえますが、多くの場合は見た目優先の「ダストキャップ」と言う事が多い。何も無いと磁気回路の隙間にホコリが入ったりするので、それを防ぐのが主な役割。こういう場合は、コーン紙の変形をともなう程の変形でもない限りは、音響的には問題無しと考えて良いでしょう。 高域側のセンターキャップ、あるいはドーム型の場合、高域の放射特性に影響が出て来ます。 主に指向特性として、影響が大きいのですが、実用面では室内反射音も一緒に聞いているため、わずかな指向特性の変化は在っても、総出力エネルギーに大きな変化は無く、音としてもほとんど気にならない事が少なく在りません。 ただし、これは「わずかな凹み」の場合です。 ヴォイスコイルを接合する外周部まで、あるいはドーム内の空間が大きく変わってしまう、と言う様な凹みは、音にも大きく影響が出てくる事が在ります。 もっとも、このような場合は、「凹んだ」と言わず「潰れた」と言うのが一般的でしょう。 潰れた場合は、ダイヤフラム交換、あるいはサスペンション系や駆動系まで交換が必用な場合も在るので、よほどの理由が無ければ、通常修理せずに廃棄します。 凹む理由は、物理的に押された事が90%くらいでしょう。 一部の素材の中には、経年劣化で変形したり破損し易く成る場合も在ります。 ごくごく稀ですが、瞬間的な過大入力のショックなどでの変形、という可能性も否定は出来ません。 振動板の変形は可能な限り避けたい所です。 影響が出て来易いのは、ヴォイスコイルの取り付け部や、外周等のサスペンション系まで変形や応力が及んでいないかどうか、この部分のダメージが無さそうなら、一応は使えると考えて良いと思われます。 (本当は、実物の音を確認し、ビビリや異音が無いか、角度に依って極端な音の変化が無いか、大音量時、微小音量時などでも正常か?という聴感チェックをしておきたい所です。)

noname#211069
質問者

お礼

ほかの部分に応力を生じるような変形は避けた方が良さそうですね。 少しの凹みであれば両面テープなどでくっつけて引っ張り出せないかと考えていましたがどうでしょうか。 実際は可能な限り聴感チェックをしたいところです。 詳しく回答下さりありがとうございました。

その他の回答 (4)

回答No.5

再び iBook-2001 です。 お礼の欄から書き込み頂きありがとう御座います。 さて、『少しの凹みであれば両面テープなどでくっつけて引っ張り出せないかと考えていましたがどうでしょうか。』 両面テープはダメです。通常の粘着テープを利用します。 (両面テープ自体がダイヤフラム側に張り付いて、取れなく成りますよ。) ただし、振動板の素材や表面加工等の部分が重要です。 ダンプ剤等が塗布されたもの、あるいは表面だけ硬化処理や酸化処理を行なっている様な場合、凹みを引っ張り上げずに、表面を剥がしてしまう、というケースもあり得ます。 (改善じゃなく、改悪になる。。) この他に、中高域用ユニットの場合、前後の可動域が狭く設計されているため、引っ張られた時に、ヴォイスコイルからユニットターミナルまでのリード線を断線させてしまったり、サスペンション系へのダメージを与えてしまうケースもあります。(修復不能、つまり壊しちゃう。) 実際、私も過去に高域用のドームツイターで断線させて涙をのんだ経験があります。(YoY) 今の私ですと、予備知識として鈍な耕造、素材なのか、おおむね検討をつけてから、VCが大きく引っ張られないように周辺部を指で支えながら、粘着力を弱くしたテープで様子を見ます。 (粘着面に指を貼付け、数回ペタペタすると粘着力が弱くなります。) 粘着力が強過ぎて、引き剥がせなくなる事が怖いのです。 (ダイヤフラム側の表面によっては、思いのほか強力にくっついてしまう事が在る、無理すればユニット破壊だもんね。) 金属ドームのように視えていても、プラスチックのフィルム状のダイヤフラムに金属蒸着(メッキ?)というケースもあって、かなり弱い粘着でも簡単に、「ぽこ」っと戻る事も在ります。 最初の様子見には、セロハンテープと似た様な物で、OPPテープが手近にあるので、こいつを利用する事が多いですねぇ。指紋をつけてペタペタしてから。これでもうチョット粘着力が、という場合には指紋をつけないテープ、更に力が加えても大丈夫そうならクラフトテープやガムテープなども在ると思いますが、粘着力が強い程危険性が高く成るので、、、壊すか諦めるか、このあたりの判断も必要でしょう。 もし、作業を行うのでしたら、ローテクなんだけど精密なメカ部もあるので、十分注意して、作業は慎重に行なって下さい。

noname#211069
質問者

お礼

テープを使う場合は表面がどのような素材か慎重に見極めてからにしたいと思います。 断線したりしないように等検討すべき課題も多く、壊れてもいいのか、ある程度覚悟をしないといけないようで、慎重にやりたいところです。 まずは粘着力の弱いものから試してみたいです。 詳しく回答を下さりありがとうございました。

  • yosifuji20
  • ベストアンサー率43% (2675/6115)
回答No.3

センターキャップの大きな目的はコーンの補強です。コーンは紙がほとんどですから柔らかなものです。これをドーム型のキャップで覆うことで、その強度を補うことができます。 それがへこんだ時の影響ですが、ウーファーではあまり気にすることもないと思います。 ウーファーは音波が長いのでコーン全体で振動して音を出します。コーン全体が振動する場合、すべての部分が同じように振動することは難しく、部分ごとに異なる動きがどうしても出ます。これが分割振動ですが、このような状況下で多少センターキャップが変形していても耳でわかるほどの影響にはならないと思います。また音波の長さに比べればへ込んだ部分のサイズがかなり小さいのでそれm影響に関係すると思います。 実際古いスピーカーではキャップが変形していることはよくありますが、それなりに良く鳴ります。 一方ツイーターは分割振動は少なく、新導体全体が一体で音を出すものがほとんどですから、センターキャップは重要な音源の一部と思われます。したがって、その変形は音になって聞こえる可能性が大きいと思います。

noname#211069
質問者

お礼

ウーハーと比べてツイーターは変形の影響が大きいということでしょうか。 詳しく回答下さりありがとうございました。

  • nokata
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回答No.2

mikan_suppa さん、おじゃまします。 ダイヤフラム部とはたぶんセンターキャップのことだと 思いますが。この部分が多少変形しても音には影響なしと いう方もいらっしゃいますが、けしてそうではありません・。 Q1、スピーカーのダイヤフラムが凹んでいるスピーカーは音にどのような影響があるのでしょうか? A1,損傷としての凹みならば機種によっては影響ありです。 凹むことにより余計な振動が加わり歪となって耳に入ります。 センターキャップの材質によっては凹まなくても悪い影響を 出すものもありますので要注意です。 Q2,ツイーターとウーハーで影響は違ってきますでしょうか? A2,もちろん違います。その程度については個々の構造しだいで 変わりますので一概にはわかりません。 Q3,通常使用の範囲で凹むことはあるのでしょうか? A3,無理に押したりしない限り変形することは滅多にありません。

noname#211069
質問者

お礼

参考になります。 詳しく回答を下さりありがとうございました。

noname#203203
noname#203203
回答No.1

ダイヤフラム部分とは、どこの部位なのでしょうか? いずれの部位でも、ヴォイスコイルの位置がずれて、マグネットに触れて いなければ、再生はOKなのですが・・・ マグネットに触れていると、再生した時に、ビッビッリ音が発生するので、 解かります。

noname#211069
質問者

お礼

再生はできるのですね。 ダイヤフラムはセンターキャップのことです。 回答ありがとうございました。