ただの日常の数学ですけどね。
ディスプレイサイズの呼び寸法は、対角線で表します。
ブラウン管の時代は管径で表しましたが
液晶では実表示面積の対角線で表すようになりました。
(TV受像機の場合は、その区別のため32V型という表現も使われます)
30.1x41cmの液晶画面があるとすれば、その対角線は
19.68で、およそ20インチということになります。
なお、1インチは2.54cmです。
ただ、同じ対角線でも、縦横比が違えば
必然的に縦横の画素数も違ってきます。
30.1x41であれば、いわゆる4:3比率のスクエアと呼ばれるようになったもので
画素数としては、たぶん1280x1024のものだと思います。
画素はあまり小さく無く、文字のぎざぎざがけっこう見えるんじゃないかと思います。
ノートPCは2006年頃までは1024x768や1400x1050といった画素数のものが一般的でした。
現在は、低価格モデルや小型モデルでは1366x768が一般的で
それより画素数が大きいものは、中級以上のものがほとんどです。
それも1280x800や1680x1050や1920x1080(フルHD)など多彩です。
2006年頃のデスクトップPCなどでは1280x1024の液晶が一般化していましたから
そういったものから移行すると1920x1080や1680x1050でなければ
画面の縦が非常に狭く感じられます。
個人的には、1600x1200のブラウン管を使っていたこともありますが
縦は1200くらいあって、やっと広く感じると思っています。
そのため、デスクトップPCでは1024x1280+1600x900という異形デュアルモニターで使っています。
ノートPCも、2006年くらいからはデュアルモニター対応のものが多く、現在はHDMI搭載モデルも増え
13インチクラスの手頃なノートPCに、HDMIでTV受像機を繋いでデュアルモニターで使える場合があります。
TV受像機も、地デジはHD画質になったとは言われるものの、廉価なものは1366x768の液晶パネルです。
32インチクラスでHDMI入力もあるならフルHD対応のものが多いと思いますが
電源が入っていない状態では、実物を見たとしても識別はできないでしょう。
正確なところは、カタログなどから確認すべきでしょう。
ただ、手軽にマルチモニター化しやすくなっているので
画面の広さに対しての考え方も、昔とは違ってきているように思います。
お礼
ありがとうございます。物凄く詳しいんですね。