黒人力士
朝青龍、琴欧州、旭天鵬、露鵬、朝赤龍、黒海……最近は外国人力士が増えましたね(書き漏らした力士がいるかもしれませんが)。かつては曙、武蔵丸、小錦、高見山といった外国人力士もいました。
ところで、なぜか黒人力士はいません。例えばサッカー・ワールドカップで見せてくれたアフリカ勢の運動能力の高さ、あるいはオリンピックの陸上の短距離走でも、黒人選手達の運動能力の高さを見ることができます。相撲の世界にも黒人力士がいればきっと強いんじゃないか……そんなことをふと思っていました。
そんな折も折、角界関係者の方(お名前はこの際控えさせて頂きます)がおっしゃるには、土俵には黒人を上げないんだとか。そう言えば以前、大阪府の太田知事が土俵に上がって表彰しようとしたら相撲協会から断れましたね。今活躍している力士達も黄色人種か白色人種で(ハワイ出身勢はちょっと浅黒いですが)、「女と黒人は土俵に上げない」ことになっているんだそうです。
確かに相撲は日本の国技であり、その起源は神様達の力比べだということは承知しています。でも、スポーツとして相撲をみるなら、私は黒人力士がいた方が迫力があるし面白いんじゃないかと思いますけれど、皆さんはどう思われますか?
やっぱり相撲の伝統性を重視して、日本の国技としてそうしたしきたりは守っていくべきだと思われますか?
それともスポーツとして、あるいは海外へ相撲を普及させていく意味でも、そうしたしきたりを捨てて門戸を開いた方がいいと思われますか?