ごく初期の、古いブルースなら何でもアリです。
今日では『デルタ・ブルースの父』とされているサンハウスには手拍子と歌だけの曲があり、しかも現代ではこれが彼の代表曲の1つにさえなっています。
>声とベースだけで曲になるんですか?
別に歌の伴奏は何でもよいと思いますけどねぇ。他の御回答にもある様に、『はなわ』なる前例もありますし。
クラシックブルースには、今日でいうところの弦楽器の『ベース』が存在していなかったので(戸板に釘を打ち付けて針金を張った『ディドレィ・ボゥ』という低音楽器をベースの代わりにしていました)、ベースだけという曲は聞いたことがありませんが、ディドレイ・ボゥの演奏だけで歌うブルースマンがいた可能性は十分あります、っというか、そういうブルースマンの音源が現代に残っていないだけで(殆どのデルタ・ブルースマンの音源は、今日では失われてしまっていて当然CDもありません)、そういうブルースマンがいたと考える方が自然です。
もし『ベースと歌の弾き語り』でも目論んでいらっしゃるのなら、『はなわ』を持ちだすまでもなく、別にやってもおかしいことなどありませんよ。(単なるお笑い芸人の様に思われている『はなわ』ですが、あれはなかなか侮れない『ブルースの文法の一つ』ですよ。)