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別な周波数でもNHK-FMのラジオを拾います
マルチバンドレシーバーのFMモードで、ラジオでNHK-FM(85.6Mhz)流しながら、0~1300Mhz全体をスキャンして見たのですが、374.7、449.64、524.56MhzでNHK-FMが聞こえました。最初はビックリしたのですが、ラジオを切ると音が聞こえなくなりますし、ラジオのチューニングで別の周波数にすると全く聞こえませんでした。今レシーバーで同じ周波数を聞いたところ、上記から少しずれた373.7±0.05Mhz(ワイドFM)、448.58(FM)、523.9±0.01Mhz(FM)で聞こえます。公式の周波数以外でもNHK-FMが聞こえて来た原因は何でしょうか?
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一つのラジオ受信機で、FM放送を聞きながら、他の周波数も同時に聞ける機能がついているということで良いのでしょうか。 FM放送を受信している時に局発と合成し中間周波数に落とす過程で生じた高調波により、弱いスプリアス輻射が起こっているのではないでしょうか。
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No.1です。 こんにちは。 >私の家に電波(85.6Mhz)が届きラジオで復号?するときに余計な電波が出てしまってる感じでしょうか? 大体そういう理解で良いと思います。 市販のFMラジオは通常、スーパーヘテロダイン方式です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%98%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%B3%E5%8F%97%E4%BF%A1%E6%A9%9F これは、復調(音声信号など低周波で変調された高周波から、低周波を復元する事)をする前の段階で、ラジオ内部で別途作成した高周波と合成して、扱いやすい中ぐらいの中間周波数に一旦変換する方式です。ラジオの選択性を高めることが主な目的です。 FM受信機は通常、受信した電波の周波数-10.7MHzの周波数を、受信機内部で作ります。 85.6MHzを受信する時は、74.9MHzを作成します。 これをミキサーで混合するとその差分である10.7MHzのうなり周波数を作ることができます。 もし、お持ちのワイドバンドレシーバで10.7MHzあたりがFMモード(無ければAMモードでも雰囲気はわかります)で受信できるのなら、その付近に強力なスプリアスが受信できるのではないかと思います。私は試してみたことがありませんが、試しにそのあたりをスキャンしてみてください。 また、374.7、449.64、524.56Mhzは、10.7MHzの整数倍にわりと近いのではないかと思います。 なお、故障ではありません。安いラジオのほうがこの傾向が大きいだけだと思います。
お礼
引き続きご回答頂きありがとうございます。 ご指摘頂きました74.9MhzをワイドFMモードでセットしたところ・・・聞こえました! 確かに5、6、7倍と綺麗に整数倍の周波数になってますね。とても不思議です。 元は盗聴器探しにスキャンをかけていたので、別な周波数からラジオが聞こえて来たときは肝を冷やしましたが、こういう仕組みになっていたのですね。 ラジオはHITACHI TRK-S70という98年製のものです。 古いことで逆に勉強させて頂く機会が出来たと感じています。 同時に無線の世界の一旦を見ることが出来て少し感動しています。 分かりやすい解説でとても助かりました。 本当にありがとうございました。
お礼
ご回答頂きありがとうございます。 市販のラジオでNHK-FM(85.6Mhz)を流しながら、マルチバンドレシーバー(FMモード)で0~1300Mhzをスキャンしました。 本来レシーバーの方でも85.6MhzでしかNHK-FMは聞こえないはずなのですが、別な周波数でも聞こえてしまったということです。 無線や電波について詳しく分からないのですが、私の家に電波(85.6Mhz)が届きラジオで復号?するときに余計な電波が出てしまってる感じでしょうか? ラジオを電源オフにしたら聞こえなくなるのでラジオに原因がありそうです。