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半沢直樹の設定について
- 半沢直樹の設定と役職関係についての疑問について解説します。半沢直樹は融資課長であり、営業次長とも関係があります。上司の立場にいる渡真利さんは、半沢直樹の直属の部下として働いています。金融庁の黒崎さんは半沢直樹とは別の立場であり、銀行や半沢直樹との関係性は特に明確には描かれていません。
- 各登場人物の立場や仕事内容についても説明します。半沢直樹は融資課の課長であり、営業次長とも関係があります。頭取は社長であり、大和田さんは頭取の直下に位置します。取締役はその下のポジションです。具体的な実業務内容はドラマでは詳しく描かれていませんが、各人物の役職や立場については把握することができます。
- ドラマの登場人物以外についても疑問があるようです。ドラマ中での出向先や証券会社などの関係についても解説します。ただし、ドラマの架空の設定に基づいたものであり、現実の社会や銀行の常識とは異なる可能性があります。ドラマを把握するための解説サイトなどもご紹介します。
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サイトとか知りませんが、列挙してある疑問に私なりに答えると、 半沢と渡真利(及川ですよね?)は同期ですから、出世競争はしていますが、上下の関係にはありません。当初、支店の課長だった半沢は、競争的には、具体的な役職名は忘れましたが本部にいた渡真利には若干遅れをとってはいたかと思います。でも、基本的には同格ポストでしょう。だから、大阪時代には、渡真利は本部の情報などを持っていて半沢を助けてやるという描かれ方です。人事異動の中では、支店に出たり、一時的に広報や総務などの部署に行って金融の最前線からは外れる休息のためのポストに就くことはあり、半沢は支店で実績を上げて次は本部に行くぞ、そのときには最前線を言えるポストに就くぞという思いを持っていて、それを実現したという感じです。行った先の営業2部次長(でしたっけ?)は、花形ポストだったので、同格ポスト中では渡真利に若干先んじたようです。といっても、渡真利もまた自分の部署でがんばって、次に異動するポストが少しでもよくなるようにするだけなので、半沢に負けたとかは思ってません。逆に、ここでの渡真利は、活躍しやすいポストにいる半沢を裏から手伝わせてもらっていっしょにおもしろい仕事をさせてもらっているという感じに描かれています。 要は、悪いポストに行かなければいいのです。行き止まりのポストというのがあり、課長なら課長、次長なら次長で同格のポストであっても、この課長に行ったらその上に進むことは望めないというポストがあります。ドラマなどでは「社史編纂室」とか「資料整理課」とか、あとはとんでもなくへんぴな地方の「支店長」というのがよく使われます(笑)。同期と同時に課長に昇進したとしても、片方が本部営業部第2課長で、もう片方が資料整理課長だったら、あるいは小規模支店の支店長だから本部の課長次長と名目的には同格でも「糸魚川支店長」とかだったら(糸魚川の人すみません)、これは完全に勝負があり、資料整理課長とかは次のポストがないので、2年後3年後に片道出向になる可能性もあるという感じになります。 「よいポストと悪いポストに分かれる」というのは日常茶飯事ですがk、「昇進させないで同期の部下におく」という形は、部下にとどめられた方が完全にやる気をなくすので、人事部門でも基本的に取りません。そのため、ダメなやつや大きな失敗をしたやつ(滝藤)は、片道出向に出して、小さい会社ながらも「経理部長」という肩書きを与え、銀行内の人事序列をきれいに保ちながら、出されたやつのメンツを守ってやっているわけです。 大和田は常務ですから、頭取との間には、副頭取や専務はいて、名目上はナンバー2ではなく、ナンバー4とか5くらいです。しかし、取締役内での競争は1ランクずつあがっていくようなものではありません。副頭取とかは、単に年次が先なので格付上副頭取についているというだけのことも多く、次期頭取レースの上では全く印がつかない人も多いです。東京中央の場合は、北大路が実力頭取であり、次期頭取レースに加わっている者の中で、旧産業中央の一番手と目されているが大和田で、とくに出てきませんがたぶん旧東京第一側にも頭取候補と目されているのは2人くらいはいて・・・、という感じです。次の頭取は、意欲衰えない北大路のさらなる続投がおおいに可能性があり、北大路が失策なく退き院政を敷く場合は旧東京第一側の候補の昇格の可能性もあります。大和田はやり手ですが主流ではないので、北大路が大きな失敗をして、後継者指名などすることができない状況で退場する場合に、「いままでの態勢を一新する」という形で大和田が選ばれる可能性がおおいに高くなるというのをねらっていました。専務は下ろされ、北大路の温情で平取締役にはとどめてもらうという恩まで売られてしまったので、今後はしばらく北大路にはむかうことはできなくなり、頭取レースからは大きく後退しました。 出向先ですが、滝藤が行っていた会社は、銀行が融資しています。それだけでも銀行に首根っこを捕まれていますし、銀行は、会社やワンマン社長がやってるインチキなども見逃してやっているんでしょう。その代わりに「うちの銀行から経理部長を受け入れろ」「銀行がやるインチキ(迂回融資でしたっけ?)にも協力しろ」と陰に陽に脅されているのです。 半沢が最後に出向する証券会社がどのレベルの会社かは想像するしかないですが、野村とか大和レベルではもちろんなく(こういうところは銀行の支配は受けていない)、銀行の子会社みたいなところです。近年は、野村や大和もあまりふるわず、みずほ証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券、SMBC証券など銀行系の証券会社の存在感もそれなりにありますが、「銀行で出世する」ということが最大の目標である半沢・渡真利レベルの人間が、まだまだ銀行で実務をバリバリやらなければいけない年齢で、畑違いの証券に行かされるということ自体が、少なくとも一旦は、出世レースから脱落したことを意味します。 半沢が次長で大きな業績を上げて、それが評価されてでの配置転換なら、上述の「休憩ポスト」という形で「子会社証券会社の偉いポストで2年くらい遊んでこい」「2年後はまた営業部の部長あたりで戻すからな」となるはずで、名目的に営業本部長なんていう偉そうな名前のポストを与えられても、銀行本体に戻す保障はない、片道で行け、というのでは、完全に北大路にやっかい払いされました。 ちなみに、黒崎は、官僚ですので、年齢的には半沢たちよりかなり若い、だけど監督官庁のかさをきて威張っているというレベルの理解でいいと思います。官僚の世界には官僚の世界でまた別の出世競争がありますが、ドラマを見ている範囲だけでは、黒崎の金融庁内での立場などについてはあまり触れられていないと思います。
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- 23tomo-u
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出向先の証券会社はおそらく あの銀行が出資している会社で子会社見たいなものだと思います。 どこどこの100パーセント子会社とかよくあります。 もしあの証券会社のサイトがあるとしたら 会社概要の株主欄にあの銀行の名前が載ると思います。 黒崎は金融庁でいわゆる役人です。 つまり社会全体にある民間企業のお金の流れを管理しているところです。 食品関係だと保健所とかがそうですね。 余談ですが銀行は民間企業です。
お礼
なるほど、よくわかりました。 補足のような感じにわかりやすく理解できました ありがとうございます
お礼
長々と書いていただくのが申し訳なかったのでサイトを調べたかったのですが かなり丁寧にいろいろ書いていただき本当に感謝です! 気持ちがすっきりしました。本当にありがとうございます