>>特定一部分しか強化できないのですね。
それ以外の部分から侵入できるのなら、わざわざ新しいOSを開発すること自体無駄な気がします。
いたちごっこですよね。
まあ、特定の一部分しか強化できないわけですけど、それでも、やらないよりはマシってスタンスだと思います。
また、新しいOSの開発は、セキュリティだけではなく、処理性能アップとか、新しいプログラム実行環境に合わせての機能追加などの要求に対応する目的もあるので、無駄ではないでしょう。
なお、日経コンピュータ(2013年5月30日号)の特集記事は、「もうサイバー攻撃は防げない」なんですよ。
ヤフー、gooのNTTレゾナント、JR東日本、NTT東日本、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、JINSブランドのジェイアイエヌなどがこの3月以降にサイバー攻撃の被害にあっています。
もう完全にサイバー攻撃を防ぐという手立ては存在しないんです。いまや「サイバー攻撃は防げない」ことを前提に、1分、1秒でも早く被害の拡大を食い止める「事後対応」の力を高めることが求められています。
もし侵入されても、その攻撃を素早く検知できて、即ネットを遮断できれば、情報漏えいは防げますからね。
個人レベルでいえば、ウイルス被害などをいかに防ぐか?ではなく、侵入されることを前提に、侵入されたことをいかに早く検知するか、検知した後の対策をどうするか?を考えることがOSを最新にする、しないにかかわらず、考えないといけないのでしょうね。(うーーん、こう書いていて、私ももできていないなあ、と思う)
また、利用するサイトがサイバー攻撃を受けることを前提にした対策も考えないといけないのでしょうし、その流れで、できればSNSなども利用しない方向で考えないといけないのかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、分かりやすい書き方で大変参考になるところが多いですね。