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ディスプレイで視認した色とプリンタで印刷した色の違い、なぜ?
我が家にはPCが2台あり、いずれもウィンドウズXPマシンです。それぞれに、キャノンとエプソンのプリンタが接続されております。主にワードとエクセルを用いて、印刷することが多いのですが、一部の色がディスプレイで視認した色とは全然ちがう色となって印刷されます。多少の濃淡は仕方がないと思いますがなぜこのようになってしまうのでしょう?もちろん見たままの通りに印刷される色もありますし、総じて見れば、正常に印刷されるほうが多いと思います。たとえば、黄緑は一般的に明るい色だと思いますが、印刷色はくすんだ濃い色になっています。こうした現象はヘッドの汚れとか設定とかそういう問題ではないと思うのです。仕方のないことなのでしょうか?どちらのプリンタでも印刷性能は問題ないのですが。
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モニターの色と印刷の色を合わせるのは、実は印刷のプロでも難しい作業です。 専門用語を使うと、モニターはR:赤、G:緑、B:青の3つの色を組み合わせた加法混色、プリンターはY:黄、M:マゼンダ、C:シアン、BK:黒の4色を減法混色で色をあらわします。 モニターの色をプリンターの色に合わせるのが「ドライバー」の働きになります。 印刷所では色合わせのため、モニターを標準色に合わせるキャブレーションという作業をやりますが、プロの測定器は高額なため、我々一般ユーザーはAdobeのソフトに付いてくるガンマでソフト的に調整します。 こうして標準調整した後、ドライバーでICM(Win),ColorSync(Mac)で印刷すれば、理屈の上では同じ色が出ますが、実際は出ません。 >黄緑は一般的に明るい色だと思いますが、印刷色はくすんだ濃い色になっています この傾向は強いです。 特に標準設定では強いので、ドライバーで詳細設定-ICMにすると幾分改善されます。 また私はエプソンですが、純正写真用紙にPX-900Gにしてから大分再現性はよくなってきました。 参考までに。
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- memoko
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モニタの色は、光を使ってつくられています。光の三原色で、赤、青、緑。これを合わせると白になります。 いっぽう、絵の具を全部まぜあわせると、黒になりますね。 モニタは色を重ねれば重ねるほど明るくなり、インクの色は重ねるほど暗くなるのです。 モニタで出した色と同じ色を出そうと、各メーカーで努力していますが、インクを使う限り、同じ色はなかなか出ないと言うことです。 いろいろ試し印刷をして、思ったままに出る色を探すか、出た色で納得するか、です。
- takuma_h
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モニターとプリントされたものの色が違うのは モニターでは光の三原色であるRGBによって 色が表現されているのに対し プリンタなどの印刷物は色の三原色であるCMYで表現されるので 表現できる色域に違いがあるのが一番の原因です。 輝度や彩度の高い蛍光色などはCMYでは表現できない 色なのでそういう色があると CMYで表現できる近い色でプリントされるため 濃いくすんだ色になります。 最近のプリンタでは表現できる色域が広がっていますが プリントの色を見たままに忠実に再現するなら CMYの色域に収まる色を使わないといけないです。 フォトショップなどグラフィック系のソフトなら プリント時に再現できない色をチェックしてくれる機能とかついてます。
WinXPにはカラー調整の機能が有るのかは情報が有りませんので、 具体的には書けませんが。 基本としてはディスプレイの色が印刷時に再現される訳では有りません。 プリンターメーカでこれを調整するソフトが有ると思います。 MacではColorSyncを使用します。