歌舞伎の衣装での黒羽織の無紋の意味?
今日、歌舞伎座で’将軍江戸を去る’を観てきました。
で、染五郎の徳川慶喜が徒歩で多分、両国橋を渡る場面での衣装が、
お供の何人かを含めて5人ぐらい?黒の羽二重(?)での無紋です。
他にもお供が5人ぐらいいて、その人達は普通に5つ紋の羽織着用です。
歩いて水戸まで行ったとは思いませんが、あえて、無紋の黒羽織を着用したのかな?っていうのが疑問です。
徳川が去る必要があるなら、葵の紋をつけたものを着用して去ることに意味があるのであって、
葵=将軍なわけでもないからというのが一つ。
当時、黒の無紋の羽織というのがあったのか?
それを着用するときの意味合い?と言うのはなにか規定されるものがあったのでしょうか?
黒は今なら不祝儀を意味しますけど、当時は白だったような感覚?(切腹するとか、
切腹してもいいとかの覚悟として)からすると、
黒の無紋というのが意味することがちょっと理解できなくて。
本当に無紋の黒羽織があったのか?と。
イヤホンガイドでも聞いていれば説明があったかもしれませんが。
お礼
ありがとうございます(>_<)