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ドライブの倍速、CPUについて教えて下さい

はじめてのノート購入でいろいろ見ているのですが、仕様の見方がよく分からないので教えて下さい。 (1)DVDマルチドライブとマルチドライブについて  その倍速についてなのですが、数値はどのくらいがベストなのでしょうか。 マルチドライブの方が、CDの倍速の数値が大きいのですが、DVDマルチドライブの方でのCDの読み込みなどとても遅くなってしまうのでしょうか? (2)CPUでは、Intel® Pentium® MやIntel® Celeron® M、Intel® Celeron® M、Pentium III-M などありますが、インターネットとDVD鑑賞くらいの使用だとどれがベストでしょうか? それからそのあとに表記されているMHzの数値はどのくらいがいいのでしょうか? 無知でお恥ずかしいのですが、教えて下さい。宜しくお願いいたします。

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回答No.2

1については、CDの速度は1倍速で150KB/秒のデータ転送速度があり、700MBメディアを80分で読み出し/記録できます。16倍速あれば700MBのメディアの読み書き10分程度の速度になり、24倍速で7~8分程度、32倍速で6~7分程度、40倍速で5分以下程度となります。 16倍速以上では速度の速さに対して、実際に掛かる時間は比例しなくなります。これは、ディスクの内周と外周で倍速数が変わるためで、内周は距離的に短い円周の長さですが、外周に行くほど円の線は長くなるため、同じディスクの回転速度でも内周より外周の方が高速になるためと、ディスクメディアはその特性上1万回転/秒以上の速度でディスクを回転させると物理的に破損する可能性があるためです。 よって、CDの読み書きの速度で実用的な速度は10分を切るぐらいとなる24倍速~32倍速ぐらいとなります。(ただし、設計上速度の向上が難しいCD-RWは10~16倍速ぐらいが妥当) DVDの場合は、等速(1倍速)が1385KB/秒となります。CDの8倍速以上に相当します。書き込みは等速で60分かかりますので実用的なのは4倍速以上ぐらいですが、ノートPCの場合は2~4倍速が主流。(ただし、DVD-RWは1倍速が主流) となります。一般にDVDマルチでもコンボドライブでも実用的な速度が達成されており、極端に遅いと言うことはないはずです。ただし、ノートPCの場合は装備するドライブが小さく、電力設計にも制限があるため、デスクトップ用のドライブより低速になる場合が多いです。そのため、ノートでなければ困るという使い方をしないならデスクトップを購入した方が良いでしょう。 2はDVD鑑賞とインターネットだけならどのPCでも大差ないですね。Pentiumはインテル社のメインストリーム(パフォーマンス)向けです。 Celeronはバリュー向けとなります。 AMD系のAthlonXP-MはAMD社のメインストリーム向け。 性能が高く消費電力が低いのは、Pentium Mとなります。Baniasプラットフォーム(P6の拡張版)を用い周波数比の処理能力はPentium4に比べて圧倒的に速いのが特徴。命令セットにMMX、SSE、SSE2を実装。ノート専用設計のプロセッサで発熱・消費電力が小さくその割に高いパフォーマンスを発揮する。SpeedStepとDeeperSleeperを搭載しバッテリ時とAC電源時とでダイナミックに電力消費とパフォーマンスを変化させる機能が売り。1,7GHzでもPentium4の2,4GHzを凌ぐ処理もあるため、ノート向けではPentium4の上位に当たる。 Celeron Mは、上の廉価版。Baniasプラットフォームのバリュー向け。上の製品のL2キャッシュを1/2の512KBにし尚かつ、SpeedStepを停止させているコア。消費電力は上の製品よりだいぶ高めだが、パフォーマンス面では同じ周波数のPentium4より圧倒的に高い。また、消費電力もPentium4よりは少ない。ノート向けでは、モバイルCeleronの上位に当たる。 Pentium3-Mは、既に枯れたプラットフォームを持いた製品、PentiumProから継承されてきたP6プラットフォームを用いた最終世代。Baniasはこれをさらに最適化した拡張品であるため、Pen3は下位に相当する。主要命令セットはSSEとMMXしかない。また、FSBは133MHzと低い。既にPentium4やMにその役目を譲っている。 Pentium4-Mは、第7~8世代目に相当するNetBurstを採用した製品。マルチタスク処理を効率化するための多パイプ構造を持ち、スレッド処理の多重処理(HyperThreading)などのために最適化されている。 パイプが深いため、処理の分岐予測が困難で、周波数当たりの処理速度は極めて遅いのが難点。それを補うために高周波数化とHyperThreadingを実装し隠蔽しているのが特徴。とにかく動画のエンコード、編集などをする場合は良いが、周波数が高くないと強みは薄い。凄まじく消費電力が高く、発熱が大きいので注意。ノート向けにはバッテリ時に消費電力を下げるSpeedStepを実装する4-Mと、搭載しない4(デスクトップ版と同じ)がある。 性能の基準で用いられるのはこれ。 モバイルCeleronは、Pentium4や3の廉価版。NetBurstをベースにするCeleronの4世代コア(Celeron4)とPentium3をベースにするCeleronの3世代目以前(Celeron3以下)がある。まあ、カタログなどにはどれもCeleronとしか書かれていない。どちらも、違いは廉価版でL2キャッシュが半分、省電力機能を持たないという特徴のみ。CeleronMにも言えるが一般にPentiumコアの8~9割程度の性能があり、パフォーマンス対電力消費は6割程度。価格と性能を比較すると屋外で使うことが多くバッテリ節約がそれほど重要でなければ、安く高性能なCPUとなる。 AthlonXP-Mは、上のシリーズには属さないAMD製のIntel互換プロセッサ。とにかく安く高性能なのが売り。モデルナンバーを採用し同じモデルナンバー(2500+なら2,5GHzのPentium4)ならPentium4の同周波数より高速とする指標を使う。PowerNowを装備しており、消費電力面でも結構優秀でPentium4より安い。 Efficeonは、トランスメタのVLIWベースのIntel互換プロセッサ。TM8000と呼ばれていた製品。同じ周波数ならほぼPentiumMと同等の性能があるが、こちらの方が電源管理が優秀で僅かに省電力になるLongRun2を装備する。 SHARPなどが薄型ノートに採用している。

kokoa1
質問者

お礼

大変詳細にご説明くださいましてどうもありがとうございます。 特にCPUについては、購入検討機種のCPUと教えていただいた内容を見比べながらいろいろ検討することができました。 まだ、購入機種は決定しておりませんが、よく参考にさせていただき検討したいと思います。 また何かの折にはどうぞ宜しくお願いいたします。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • 20012340
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回答No.1

(1) DVDとCDの1倍速は違います。CDの場合1倍速で毎秒だいたい百KB(150KBだったかな)読み取れるのに対し、DVDは1倍速でだいたい1MB読み取れます。 ノートPCなら速度はどれも変わらないでしょうから気にすることもないのでしょうが・・・気にすることと言えばどのDISKに書き込みが可能なのかという点でしょう。 ちなみに最速は(デスクトップ向けドライブの場合) DVD±R:8倍速 DVD±RW:4倍速 DVD-RAM:3倍速 CD-R:52か56倍速 CD-RW:確か24倍速 です。DVDへの書き込みはしないのであれば、DVD読み込みのみ対応したCD-R/RWドライブの方が、CDへの書き込みは速いようです。 あるメーカーのノートPCの場合、DVD-R:2倍速、DVD-RW:等倍速、CD-R:16倍速、CD-RW:8倍速でした。まあノートPCならこの程度なのでしょうね。スペースや電力の問題がありますし。 (2) その用途ならば ・バッテリ長持ち Celeron-M(1.5Ghz程度) ・バッテリの持ち時間は気にしない モバイルCeleron(2Ghz程度) でいいと思います。Pentium3-Mは今となっては一昔前のものなので、お金がないなどの理由でもない限りあまりオススメできません。

kokoa1
質問者

お礼

早々にお返事いただきましてどうもありがとうございました。 簡潔に分かりやすく説明していただき、大変よくわかりました。 もう一度、持ち出しの頻度内容を考え直してどの機種にするか検討しなおしてみることにしました。 また、何か分からないことがあったときには、どうぞ宜しくお願いいたします。

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