ロッテファンです。単純に考えると采配でしょうね。
ロッテは昨年末からの戦力補強はドラフト以外ほとんどなしですから、昨年と戦力はほぼ変わりません。
そういう意味ではドラフト1位の松永以外は去年からいた選手たちだけです。
実際いま一軍のレギュラーでは井口、根元、今江、角中、清田、伊志嶺、岡田あたりは去年もレギュラーでした。ただ、コンバートで一塁井口にして、二塁根元、ショート鈴木大地にしたことは打線に厚みを持たせました。井口は春先は調子よいのに5月頃からだんだん調子を落としているのがここ2年ほどありましたが、2塁から一塁にしたことで今でも好調ですし、もともとやや守備に難があった根元が本職のセカンドになって、絶好調の鈴木をショートで使えることで守備も安定し打線も安定したと言うことです。
投手陣は、昨年勝ち頭のグライシンガーがいない分を育成出身の西野や復活した大嶺が補っています。
まあ、去年も交流戦明けでもパリーグ首位でしたので、今の段階では去年と変わらないのですけど、去年はオールスター明けから選手に疲れが出てきて急降下でした。しかし、今年は急降下する要因である井口の疲れが見えないし、去年は安定しなかった4番に今絶好調の今江がいるので良いと思います。
今年の最大の補強は「監督」と言われているぐらい采配が違いますから。
昨年は「打てなくても代打を出さない9人野球」といわれたぐらい動かない采配でした。
今年はかなり動く采配です。
だた、これが良いのか悪いのかは今後にかかってくるでしょう。
去年もオールスターまでは首位でしたからね。
今後失速するようなら、その原因は采配と補強の失敗と言うことになっちゃいます。
失速しないでAクラス入りできれば(あえて、優勝とは言いません)、采配が大成功と言うことになります。
補足
故障者:グライシンガー、ホワイトセル、里崎、内。故障の余韻が残る選手:伊藤、荻野忠寛。当初の故障者:唐川。