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『ミスティックリバー』のネタバラシお願いします。
『ミスティックリバー』、最近見たのですがフランス語字幕だったので細かい部分がわかりません。詳しい解説をお願いしたいのですが。 ・ジミーは娘の彼をなぜあんなに嫌っていた？ ・その彼の友達（？）はなぜおしの振りをしてた？最後はしゃべってましたね。彼らの関係は？ ・デーブの奥さんはなぜ急にジミーに話をしてしまったのか？ ・ケビン・ベーコン(ショーンでしたっけ？）の奥さんはなぜあんなふうに何度か電話する必要があったのか？ジミーが昔の写真を持っていたのはなぜ？ ・結局、あの現場では、何が起こっていた？少年二人、ホモロリータのオヤジ、ケイト、デーブがなぜ同じ場所に？少年がケイトを待ち伏せしているところにホモのオヤジが襲ってきて、偶然デーブが通りかかった？ ・ジミーの奥さんは最後、ジミーと話しているときに語った内容は？ ・ジミーの奥さん、デーブの奥さん、この二人のラスト近くの対照。これは何？ こんなところです。結局全然理解してないじゃないかと、叱られそうですが。宜しくお願いします。
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自分の回答に補足要求がついていたにも関わらず、放置していまして本当にごめんなさい。 「処刑を始める」と言ったのはショーンで、それからデイブが殺されます。予告編でその後に出てきた「逃げろ！」はデイブの言葉です。確か「逃げろ、デイブ！」ではなかったと思います。 で、どうしてこういう順番で予告編が流されたかというと、真実は別にあったからです。 本編でショーンがデイブを殺したシーンまでなら観客は「デイブがケイト殺しの犯人か…」と思いますが、その時点ではまだ決定的にそれを裏付けるシーンはありません。ケイトはデイブに殺されたっぽいという疑惑はありますが。 で、デイブが殺されてから捜査が進んで「デイブはケイト殺しの犯人ではない。犯人は少年二人」と明らかになります。 ケイトが殺された晩、デイブが（結果的に）殺したのは少年にいたずらしようとした男です。つまり、「逃げろ！」はいたずらされそうになった少年に向けられた言葉です。このシーンは回想で、２つの事件が起こった晩の真実を映したシーンです。 デイブは少年虐待の犯人を殺したかもしれないということはわかっていましたが、ケイトはまったくの別件なのでケイト殺しの犯人は自分ではないということはわかっています。 じゃあなぜ言わなかったか。 これは推測ですが、信じてもらえないと思っていたのではないでしょうか。ショーンは筋金入りのワルですし、子どもの頃のデイブの深い傷がその後の性格を消極的にさせた…こういう状態だから「自分はケイトを殺していない」と強く主張できなかったんじゃないかなと思いました。
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- tny2003
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一つの点ですが、ジミーの娘であるケイトが二人の少年に殺害された事件と、デイブがある男を殺した事件は、同じ夜ですが別の場所で起きた全く別々の出来事です。 しかし、血だらけで帰ってきたデイブはその男を殺した理由をどうしても妻のセレステに説明できなかったため、また後にジミーにも本当のことを話せなかったため、デイブがケイトを殺害したと思われてしまったのです。 デイブが殺した男は、職業的に売春を行っていた少年を相手にしていたようです。 また、児童虐待の被害者であったデイブは、自分も異常者（小児愛者）になってしまうのではないかとずっと怯え続けており、男を殺したのは『悪いことをする自分を殺す』という意味があったように思われます。 このことは、吸血鬼の映画が引き合いに出されていることに暗示されていたのかもしれません。吸血鬼伝説では、被害者は自らも吸血鬼になってしまいます。 しかし、この根本的な悩みを、デイブはだれにも打ち明けきれず、不審な態度ゆえに誤解を招くばかりでした。 この映画は児童虐待そのものをテーマにしているわけではありませんが、虐待の被害者が適切なケアを受けられなかったことが後の悲劇の遠因となったことを物語っているように思えます。 アカデミー賞の授賞式で、デイブ役のティム・ロビンスが『助けとカウンセリングを求めることは決して恥ずかしいことではない』と呼びかけたというのは興味深いことだと思いました。
補足
結局、デイブは自分がケイトを殺したのではないことを知っていた訳なんですね！だったら、うーん、なんで？なんで？最後まで言わなかったんだろうという疑問は残りますね。
- blue-zb
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わかるところだけ回答しますね。 口のきけないふりをしていたのはジミーの娘の彼氏の弟です。ジミーの娘を殺したことについて、その弟が友達と父親の銃を試し撃ちしたときに暴発したみたいなことを言っていたかも…。車に撃とうとして誤って運転手にあたり見てみたらジミーの娘だったのか、ターゲットを予めジミーの娘に定めていたのかは記憶が曖昧です。でも弟がこのように↓思っていたので嫉妬から殺したのかもしれません。 自分の弟が彼女を殺したと悟ったとき「なんとか言えよ！この変態野郎」みたいなことを弟に言っていました。弟のほうは兄に対して強すぎる愛情を抱いていたようです。 デイブの奥さんはジミーの奥さんといとこ同士です。あのときはデイブの奥さんもデイブのことをジミーの娘殺しでちょっと疑っていたので、親戚ということもあってジミーに相談したのではないでしょうか。 ショーンの奥さんは確か別居していて、話したくても何て言っていいかわからないから無言電話を繰り返していたと思います。ジミーが昔の写真を持っていた理由はわかりません。 「あの現場」というのはどのシーンですか？ ケイトって誰だったか忘れてしまったので…すいません。 最初のシーンは生乾きのコンクリにいたずらしていた3人が、偽警官の男二人に声をかけられます。家はどこだときかれ、ジミーとショーンは近所を答えましたが、デイブは少し離れたところを言ってしまいました。で、デイブだけ「お前は送っていって親に注意する」という形で誘拐されました。 ジミーの娘が死んだ日、デイブは別の場所で暴行されかけている少年を逃げさせ、暴行しようとしていたやつを殴って殺してしまいます。最後のへんでデイブの被害者の死体も発見されます。たまたま時間が近かったから娘殺しで疑われたようです。 だから最初のほうでデイブが「人を殴って殺してしまったかもしれない」と言ったのは嘘ではないです。 ジミーの奥さんはジミーに「あなたがこの街の支配者よ。だから娘にはあなたがしたこと（デイブを娘殺しの犯人だと勘違いして殺した）は正しいと言うわ」みたいなことを言っていました。 ジミーの奥さんがデイブの奥さんと対照的なのは…救いようがなかったですよね。「不幸な人はとことん不幸。こういう結末もあるんだよ」って言いたかったのかなと個人的には思いますが。まーそれにしても後味の悪い映画でした。 う～ん、私は日本語字幕で見ましたがあんまりちゃんとは理解していないです… 参考URLのキャストのところに結構詳しい設定が書いてあります。
補足
教えていただいたHPの予告トレイラーを見ますと「処刑を始める」とショーン。その後、ショーンが「逃げろ、デイブ！」というシーンがあるのですが、そのシーンを覚えていません。 予告からすると処刑を始めたあとでショーンがデイブを逃がすのかと思っていたのですがそういうシーンはありませんでした。あれはなんだったのでしょうか？
- choco87
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おはようございます。 うる覚えですが・・・。 (1)ジミーの昔の仲間で自分達を裏切った男の息子だから (2)友達じゃなくて弟ですよね？？弟の友達ことなのかな？ 本当は喋れるけど、兄の気を引くために演技してたと 考えました。兄と駆け落ちしようとした彼女を憎み 犯行に及んだのでしょう。 (3)ジミーは今では、店舗を営んで普通に生活していますが それでも昔のように街の悪の中心的存在です。 その彼が娘を殺され、躍起になって犯人を探している。 自分も当日不審だった夫を疑っている。 奥さんは、自分の中にその疑問を留めておくことが 出来なかったと思われます。 (4)ショーンと奥さんはすでに別居状態で、なぜそういう状 況になったのかは不明ですが、私としては精神的な病で 夫と生活することが出来なくなり家を出たが、夫を嫌い になった訳ではなく、夫の声を聞くことで自分を落ち着 かせていたのでは？？ラストではやっと夫と再会するこ とが出来ました。 (5)三人は少年時代に友達で、いたずらをしていた所に 目をつけたエロおやじがたまたま通りかかったのでしょ う。少しの会話で、ジミーはずるがしこく、ショーンは 隙がなく、おとなしいデイブを狙ったと思われます。 (6)記憶が正しければ、絶対に幸せを逃がさない的なことだ ったと思います。ジミーがデイブを殺したことに気付い た（知った）奥さんは、旦那を警察に売ることはしない という意味で言った台詞だったと思います。あの時の、 奥さん役のローラ・リニーの表情は、ショーン・ペンよ り怖かったぁ～。 (7)殺したジミーの奥さんは結局幸せを手に入れ、無実の罪 で殺されたデイブの奥さんは、これからの人生を夫なし で歩んで行かねばならない。そんな人生の無情と言いま しょうか？不条理を感じた二人の対象でした。 なんだか救いのない映画でしたが、ズシンときちゃいましたね。ほんとにうる覚えなので他の方の回答に期待します。ぜひ日本語字幕でみて下さい！！ご参考まで。
お礼
ありがとうございました。わからない部分がよおーっくわかりました。もう一回見直さなくてはだめですね。