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P/Oについて教えて下さい
- P/IとP/Oの順序についての一般的なやり方はどちらが正しいか
- 貿易における数量許容量をP/Oに記述する方法
- 海外貿易におけるP/OとP/Iの関係性について
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こんにちわ。 P/Iのやり取りは質問者さんのやり方でOKですよ。 まあ各社慣例があるでしょうし、どっちでもいいということです。 しかしながら厳密に申しますと、P/IはProforma Invoiceと 言うように「事前の」「前段階の」という意味があることから、 「(仮)見積書」と言われています。 メールやFAX、電話等で発注内容を相手先に確認し、 その内容に基づいた見積り(P/I)を正式書面として作ってもらい、 受け取り、内容を確認し当社側から発注書(P/Oですね)を 発行する、というのが本来の使い方です。 もちろん送られてきたP/Iには相手方の責任者の 署名もあるでしょうし、基本的には当社側も 署名して送り返してあげるのが基本です。 数量につきましては、最初に申し上げますと プラスマイナスともに許容するのは好ましくはありません。 商売ルールとしては基本は「発注数量通りの出荷」です。 数量増減でどちらがマシか?となれば、私はマイナス側誤差のみ 認めています。ただし10%は多いので少なくとも2~3%までといった ところです。 多い場合の注意点として、結局のところ出荷側は「多く積んでも 拒否されない」=常にオーバー数量で出荷しよう、金になるからといった 考えを持ってしまいます。 当社側としては、例えば一度にそこまで必要でもないのに いつも多く積まれてしまうと過剰在庫になる可能性もあります。 そのあたりが注意点ですね。 またどんな商品を輸入されておられるか分かりませんが 10%アップしたことによって、コンテナ総重量がアップしてしまい、 トレーラーを本来ならば2軸シャシーで済むところを3軸シャシーを 使わなければならない、とかといった懸念も出てきます。 当然2軸よりも3軸の方が若干ですが運賃は割高ですし、 台数も多くはなかったと思います。 仮に税関検査が長引いて開コンしてしまった場合、 トラックに積替えになりますが、5000点なら4トン2台で 済むところが、4トンx2+2トンx1とか余計な費用もかかって しますね。 最後に、増減許容の貿易用語については申し訳ないですが 私は経験がないので申し上げられないのですが、 貿易上よく使う単語として、Allowedがあります。 ご存じだと思いますが「Partial shipment allowed」です。 まあ許可する、という意味ですがこの単語を上手く使って 数量の増減については「検品後の数量減を10%以内は許可する」などと 使ってみてはいかがでしょうか。 ちょっと長くなり申し訳ありません。
お礼
ありがとうございました。 自分の手順が間違ってないと分かり安心しました。 また、ドレージトレーラーのお話は目から鱗でした。 想定しなければいけないことは考えていたより多いですね。