どうやら貴方はパソコンの歴史に疎い様ですね。
パソコンは「Windows95登場以前」は「マイクロソフトなどが規格を定めたMSX」や「マッキントッシュ」など「様々なプラットフォーム(規格)のパソコンの機種」が乱立していました。
中でも最もメジャーだったのが「マイクロソフトのOS・MS-DOSをべースにしたNECのPC8801&9801シリーズ」でした。
そして、「パソコンゲーム」で最も「シェア」を占めていたのは(現在もだけど)「18禁美少女ゲームいわゆるアダルトゲーム」だったのです。
「そうではない一般作ゲーム」などは「パソコンゲームの分野においては3,4割に過ぎない(現在は1,2割までに)少数派いわゆるマイノリティ」だったのです。
もちろんそれは「オンラインゲームを除くパッケージ販売において」ですよ。
「信長の野望」などで知られる「光栄(現:コーエー)」、PSPの「英雄伝説 零の軌跡&碧の軌跡」などの「日本ファルコム」も元々は「パソコンゲームメーカー」でしたが、「流通ルートの変遷やオンラインゲームの台頭」などで「家庭用(コンシューマー)ゲーム機をメインにせざるを得なくなった」のです。
そしてそれ以上にもっと大きな理由があります。
「インターネットの普及」で今や「1家に1台的な家電に近い感覚」になったパソコンですが、それまでは「ごく限られた一部のそれこそオタク的な人達しか所有していない物だった」のです。
だからこそ、「パソコンゲーム」と「家庭用(コンシューマー)ゲーム」は「ヒット作品の売れた本数の桁が全然比較にならない程の差があった(もちろん今でも)」のですよ。
「パソコンゲーム」だと「(アダルト・一般作いずれも)数万本か数十万本レベルで、数百万本なんて有り得ないレベル」ですが、「家庭用(コンシューマー)ゲーム」では「ドラゴンクエストシリーズ」や「ファイナルファンタジーシリーズ」など「軽く数百万本や数千万本レベル」にもなります。
と、こう「説明」されて「貴方が如何に無知であったか」分かったでしょう?
つまり、「パソコンでゲームを製作・販売しても利益的な旨みなど皆無に等しい」のですよ。
しかし、「ファミコン」や「ドラクエ」「FF」の登場で「家庭用ゲーム」は「とんでもない一攫千金の場」となり「いろんなゲーム会社」が乱立して「いわゆるクソゲーというつまらないゲーム」も「名作・傑作」も生まれたけれど、「ハードの進化」や「不景気」で消えて行った「ゲーム会社」も多くなり、「携帯電話の普及の過程で産まれたモバゲーの台頭」と「もはや家庭用ゲーム」も「バラ色」とは言えなくなっているし・・・。
「モバゲー」さえ登場していなければ「家庭用ゲーム機」はまだまだ「燦然と輝いていられた」のだろうけれど、「そうではないからこそ、より力を入れてやはり『モバゲーより良い』と思ってもらえる物を作りたい」と思って当然でしょう?
他の方も言ってますが「人間誰しも失敗よりも成功する方が嬉しいし、成功した時の喜びやそれによって味わった旨みは忘れられないもの」です。
ぶっちゃけ「悲しい思いをしたがる物好きな人間は居ない」でしょう?
「嬉しがりたい、喜びたい」というのが「普通」じゃないですか。
だからこそ「拘る」のです。
お礼
ありがとうございました