舗装には2種類ありますね。
1.アスファルト舗装
2.コンクリート舗装
強度はNo.2の方が数段、上ですが養生期間が長いこととコストが高くつくので一般的ではないようです。
今回のご質問のような一般家庭のアスファルト舗装の場合は厚みが30mm~50mm程度ですので、ある一定期間を過ぎると亀裂が入ったり陥没したりします。
<原因>
舗装の下に敷き詰めてある砕石及びその下層の地盤の支持力
が下がったために陥没しています。
掘ってみるとわかるのですが下は水が溜まっていて土は
粘性を帯びてきているはずです。
<対策>
民間・役所問わずこのような場合は応急処置をしてその場を
取り繕って誤魔化します。
1.ホームセンターにある「常温合材」を購入してそれを
くぼ地にまいて適当に転圧をして終了です。
2.手の器用な人は次のような処置をします。(結構本格的で
かなりもちます。)
*くぼ地を中心に40cm四方のマスを書く。
*ダイヤモンドカッターでアスファルトを切断する。
*砕石をとる。(土嚢袋いれておく)
*その下の土を20cm程度40cmマスで掘り取る。
↓
<改善策>
*掘り起こした土に普通セメントを1:1の割合で混ぜた
あとで元にもどす。
*さらに掘り出した砕石を元にもどして、十分に叩いて
転圧をかける。
*常温合材をまいて転圧をかけて出来れば簡易ガスバーナー
で暖めながらコテをかければかなりの完成度になります。
まぁ、No.2は経験上のお話ですが疲れますので、No.1で十 分でしょう。あまりもちません。またすぐ下がります。
これはアスファルトの下の層が悪いので仕方ありません。
この層を専門用語で下層路盤といいます。 舗装の場合は
土+砕石+アスファルトを含めと舗装という考えになります ので、下層路盤の強度がかなりの重要なポイントをしめてい ます。
セメントを混ぜて強度をあげる工法を「セメント安定処 理」といいます。 わたしは日常で花壇を作る場合などは
土を掘り起こして混ぜて固めてから適当にブロックやレン ガを敷き詰めたりしています。
ある程度の強度と解体が楽なので重宝しています。ぬかる んだ通路はこのようにしています。
お礼
こんにちは。専門的なご回答をありがとうございます。 そうですよね、きっと下の地盤が緩んでいるんでしょうね。 はい。No.2はできそうもありません。(笑) う~ん。。アスファルトを切って中の土壌を確かめねばちゃんとしたものにはならないでしょうね。 やはり、ちゃんとした施工の前の「つなぎ」となる補修ですますしかないようですね。