彼は正直な人なんだよね?
一緒に居るのは楽しい。
でも、
楽しい=特別では無い。
楽しさの「中」にも、
あぁ僕は今この人とお付き合いをしているんだな、と。
これからも、
僕は貴方を知っていきたいし、感じていきたいし、
受け止めていきたいし、積み重ねていきたい。
自分自身の自発性が心地良く発動している感覚。
その感覚があってこそ、
楽しさは楽しさでも、
貴方としか楽しめない、分かち合えない、
二人「だけ」の特別さを感じていけるんだよね?
お付き合いしている以上、
彼はそういう感覚を相手に求めるんだよ。
今の貴方との関係で言うなら、
「何となく」楽しいだけなんだよ。
何となくという言葉を、
彼は特別さに置き換える事が出来なかった。
何故そういう感覚にたどり着いてしまったのか?
もうどうする事も出来ないのか?を考えるなら、
じゃあ貴方は今に至る「まで」に一体何をしてきたのか?
何が出来なかったのか?何が足りなかったのか?
自分を受け止めてきた元彼の目線に立って、
改めて「二人」の関係性を見つめ直してみる。
そういう諸々の整理や作業に向き合ってみて、
出来る事があるならやってみて。
それでも中々変化が起こせない時に、
貴方の「もう」どうする事も~という言葉が出てくるんだよ?
今はまだ、
「とりあえず」友達という着地点を設けただけ。
ある意味別れ際の関係と「似た」状態。
「何となく」付き合っていた。
「とりあえず」友達関係に足元を変える。
今のままでは難しいんじゃないの?
どちらも中途半端。
貴方と彼の歴史は貴方にしか分からない事。
何故彼は、
貴方に対する「何となく」に落ち着いてしまったのか?
貴方は今切れるのを怖がっている。
貴方の方が気持ちの温度が高い関係だった。
別に同じ温度が必要だという訳じゃ無い。
どちらかが強くても、
「二人」としての心地良さがしっかり分かち合えているなら。
お互いの気持ちの高低位はカバー出来るんだよ。
何故彼は、
貴方に対してドキドキを見つけられなくなったのか?
貴方の気持ちの温度の高さが続いている中で、
彼は全体的に貴方に「受け身」になってしまったのか?
それとも、
貴方は交際欲の強さが逆に空回りして、
彼と一緒に居ても「無難」な自分を演じてしまう人なのか?
彼を大好きだからこそ、
嫌われたくない、別れたくない、離れたくない。
彼の「評価」に捉われ過ぎるあまり、
一緒に楽しく過ごしてもやや「余所行き」だったり、
印象がやや平板になっていたのか?
逆に彼氏がいる事に甘えてしまって、
何となくだらしが無いスタンスで、
「当たり前」のような感覚で彼に繋がり続けてしまって。
貴方から新鮮な風が届いて来なくなったのか?
二人の交際の「真実」は二人にしか分からない訳でしょ?
だったら、
貴方は「分かる」立場として、
貴方なりの「これから」を考えてみたら?
お互いに縛り合いは外した訳でしょ?
身軽になってみて、
改めて貴方は彼を、彼は貴方を感じる機会が出来たんだよ。
良い意味で、
当たり前のように二人を「括って」いた感覚から離れてみる事。
ヨリを戻すという言葉にしても、
彼にとって「戻る」場所って、
楽しいけれど友達としか見れなくなった関係を言うんだよ。
そういう関係に戻り「たい」と思えるのか?
再び付き合い直せる可能性はあると思う。
でも、
戻る方向性での復縁は無いよ?
戻りたくないんだよ、彼は。
彼には彼の欲しい関係があるから。
だから彼は進んでいる。
戻るのではなくて、
お互いに進んでいく先に「新しい」感覚を発見し合えてこそ。
彼は過去の貴方との「違い」を感じて、
違う貴方となら、
友達「以外」の足元を分かち合う事も出来るのかな?と。
彼の中では戻る方向性での再評価では無くて、
あくまで「今」の自分としての、
「今」の貴方の評価次第なんだよね?
そういう彼に、
昔の余熱を持ちつづけて、
その続きをしましょう、したいです、したいです。
その方向で動き続けてしまうと、
貴方は「ずっと」友達だよ?
少し落ち着いて整理整頓をする必要があるんだと思う。
彼は貴方と切れずに繋がり続けてくれる事に同意してくれた。
彼は、
貴方を振る時点で切れる事も覚悟していた人。
貴方「が」切れるのを怖がっている。
とりあえずは、
切れずに繋がり続ける事は出来た。
貴方の環境が激変はせずに、
何とかこれからの日々が続いていく事は可能になった。
その現実には素直に感謝をして、
貴方も一回彼への思いは抱えやすい大きさに畳んで。
「これから」の自分の為の考え方を見つめてみる。
まだまだそういう時間や機会も創って「いない」今だよ?
お互いに焦る、焦らせる関係じゃない。
会ってどうする云々がし難い関係だからこそ、
丁寧な整理整頓が大事なんじゃないの?
しっかり過去を活かせてこそ、
貴方の「今」、そして「これから」が変わっていくんだからね☆