あなたの疑問と書き替えると・・・
日本の若い女性(一部=大半)は、お化けのように厚化粧を施し伸ばした髪をわざわざ染めてカールさせ自分を飾り立て、しきりに異性にアピールしている様子だが、いざ若い男性が気軽に言い寄ってもガードが堅くてアプローチを拒絶する。これでは若い同年代の男性としては、女性から誘いをかけているのに男性からの誘いを片っ端から断る理不尽な態度と行動をしていると映る・・・どうしてか(惑わされてばかりで疲れる)。
ということでしょうか。
対象的な女性に、中国の女性を挙げられたのは、
少し昔のウーロン茶のコマーシャルに出ていたような女性=余計な化粧をせず素の美しさでもって自信を持っているように見える女性、、、、と対比しているのでしょうね。
自信がない、という洞察は、私からしても当たっていると感じます。
飾り立てること イコール 美しさではないですし、素顔を隠す行動は内面の自信のなさ、磨きの足らなさを象徴しているとも取れます。
ただ、警戒心を持っている事は、女性特有の内面事情本来の姿であって、異性からのアプローチを受け入れるかそうでないかは、元来からの女性側の権利として存在していることは事実なんです。
鳥に例えれば、きらびやかな羽根を広げてプロポーズをするのはオスの方に備えらた特徴です。
つまり、鳥の行動本能が動物学的に適うものであると考えると、人間も実は「自分はあなたに相応しいこんな姿をしている、見て感じて選んで欲しい、どうか僕を認めて欲しい」と行動するのはオスの方なのであって、メスの方には選びとり受け入れるか断るかの優遇権利が与えられているわけです。
ここで問題なのが、あなたがこだわっている外見と内面の矛盾です。
文化を持つ人間では、判断基準は羽根の大きさ美しさ(男性の器量や生活力・経済力)だけではなく、男性への信頼感や自分の持つ価値観との合致性、、、、簡単に言えば、鳥よりも複雑な「心理」が働いてしかるべきで、、、
私は女性なのでメス側からの擁護にもなりますが、
確かに、若い女性の、外見に力を入れている行動には素顔に自信がないと取れる残念な要素があります、すっぴんが一番綺麗な時(10代から20代)なのにもかかわらず、わざわざ肌の荒れる化粧をしてもったいないと思います。
あなたは、その点を強調したいのではないですか?
そして、けばけばしい外見塗りたくりの好意は、「内面じゃないよ私の外づらを見て、綺麗でしょ、交尾したいでしょ、どう?」と誘っているとしか感じられないというのも最もです。
実は貴方は内面の美しさ、素顔の美しさを褒めたいし愛でたいのに、そんな要求を受け流すかのように女性たちは外見と仕草で誘いをかけて来る、貴方が秘かに満たしたく持て余している性的欲求を持て遊ぶかのように。
苦しいのはわかります。
そして、毅然として自信を持って素顔を見せている(ように見える)潔い異国の女性に魅力も感じ、見込みをかけたい気持ちも。
ただ、女性が自分の判断でもって「断る」ことは、さきほど書いたように文化として成立している行為なので、同じ文化を持って生きている男性にも同等に有るのですから、
貴方も堂々と「厚化粧をしないでも自信のある女性」を自らの感性で選り取り、そういう貴方の意向に添った女性をお探しになる努力をしてみてはいかがですか。
繰り返しますが、厚化粧の日本人女性は「誰でもいいしいつでも交尾OKよ」と非言語でアピールしているのでは決してないと思います。貴方の指摘通り内面に自信を確立できていない状態が影響を持っての自己アピールなのではないですか。
男性にとっては、いささか「そんなはずじゃないだろう」って事、わかりますが・・・
あなたに忠告できるのは、あなたの感性に正直になって、相応しい女性をもっと熱心に観察し、探してみることでもあり、その最中でけばけばしい女性に出会ってもけばけばしいのが自信のなさだと分かっておられるのなら、そんな誘いには乗らないことですよ。
居るのではないですか、群れてタムロして他人の揚げ足を取り合いっこしている自信のない女性たちの隣に、ひっそりと咲いている内面の美しいしとやかな女性も。
だからと言って、しとやかであれば貴方の求愛を必ずや受け入れるとは限りませんよ。
貴方も貴方で、もっとしっかりご自分の美意識に自信を打ち立て、「僕のの見立てに合わないようじゃ、この美しく強気の羽根を広げないぜ」ぐらいに構えていたら?
性欲は、本来の自分を軽ろんじて誘いに甘んじるためのものではなく、もっと理性や信条に打ち立てられた各個人ごとに成立成就させられるべきものだと私は思います、文化を背景に持って来た人間として。性行為は、本能ではなく理性で抑えらるもので、ヒトとは、それをコントロールできるパワーとスキルを持っているからこそ、こういう姿で日本足で歩いていく条件を与えられた動物だと思います。
ひねくれないで、今一度ご自身の判断基準や価値観を見直して、自信を持ってください。