kesuです。
私もアレルギーがあり、つらさはよくわかります。
一つ、質問があるのですが、アレルギーの原因(アレルゲン)は、調べたのでしょうか?
一年中アレルギーがあるのでしたらハウスダストが多いですね。
季節性でしたら四季折々の花粉が原因の場合が多いでしょう。
自宅でできる対策はとにかくアレルゲンにさらされないようにすることです。
ハウスダストだと、まめな掃除をするのが一番です。
ぬいぐるみも室内で飼うペットも原則は止した方がいいです。(参考URLは、私の尊敬する先生のHPですが、くわしくかいてます。是非ごらんください)
アレルギーは、自分の免疫が異物に対しての過剰反応で体質ですので完全に治ることはまずないです。(治っちゃったってひとをほとりだけ知ってますが・・)
治療は
1、薬物療法・・お薬の内服です。これは症状に応じて量を増減します。抗アレルギー剤やステロイド剤の点鼻も有効です。ステロイドといっても、鼻内で作用し速やかに分解されてしまうものがいまは主流で副作用は非常に少なく内服なしでもコントロールできる方も多いです。
2、現感作療法・・アレルゲンがわかっている場合、非常に少量のアレルゲンエキスを、皮内、あるいは皮下に注射して、徐々に量を増やし、アレルゲンに体をならしていく治療法です。
これは、だいたい、一週間おきに注射します。一種の体質改善ですね。7割から8割の人がアレルギー症状がかなり改善されます。
ただ、注射する期間が1年から2年かかり、維持期にはいっても1カ月に1回くらいは、維持量の注射をします。私の妹はこれですっかり症状が改善されました。
3、手術療法
・レーザー照射・・鼻粘膜をレーザーで蒸散させます。私もうけましたがちっともいたくありませんでした。
料金は施設にもよりますが、3割負担で片側で4000円くらいです。
失敗することがまずなく安全で痛みもない手術(もちろん日帰りです)ですが、何回か照射する必要がある場合があります。
また、持続期間(アレルギーがおこらない)が、1年から2年です。アレルギーが再発するため定期的な照射をする人もいます。
ただ、侵襲がなくからだに負担がかからないので気軽にできます。
・観血的手術・・これには下甲介という鼻内の一番大きなひだを切除する下甲介切除と、下甲介のなかの骨を抜き取る下甲介骨切除術があります。
これは、鼻づまりが特に強い人に行われますが、小児にする場合は少ないですね。
私は、20例ほど小児にこの手術を行いましたが(鼻づまりがつらく、本人や両親が強く希望した場合に限りましたが・・)鼻づまりは軽減したそうです。
考えつくままに長々とかいてしまってすみません。
ご参考になれば幸いです。
まずはアレルゲンの検索です。
うまくアレルギーと付き合っていく方法を探してください。
お礼
的確な回答をありがとうございました。 お医者さんにはお医者さんの治療の仕方と言うものがあり、長く続けても治らない場合、他に治療方法はないのか?と質問するのもちょっと申し訳ないな・・と思ってしまいます。(お医者さんは気にも留めていないのかもしれませんが) こんな風に専門家の方にお話を聞くことが出来て大変嬉しく思いました。 早速どの治療法にするか検討してみます。ありがとうございました。