昔は犬のしつけに体罰を使うのがあたりまえだったので、ついつい手が出てしまうか、その考えが正しいと思っているのでしょう。
または、そうではないと頭のどこかでは知っていても子供に正論を言われては親の立場がないとか、無意味なプライドが虐待という行動をとらせるのでしょうね。
動物行動学という学問において、科学的に叩いても躾には何の効果もないことが立証されているのに。
犬にとっては暴力はもちろん、散歩につれていかない(排泄を極限まで我慢させている)、運動性が高い犬種に自由運動をさせない、長時間留守番させる、ハウスに閉じ込めるなども虐待になります。
犬の十戒、捨て犬の十戒という言葉はご存知でしょうか?
ご存知でなければ一度検索をかけてみて下さい、犬と人間が共に暮らすにあたって必要なことが10項目でまとめられています。
逆に言えば、犬の十戒や捨て犬の十戒に書いてあることに反することは犬にとって辛いこと、ということになります。
小説を書くならいいヒントになると思います。
それから、飼い主のマナーが悪いばかりに苦情が殺到して近所では散歩ができなかった土佐犬が、我が家の近くで散歩している時期が過去にありました。
車で15分くらいの距離ですが、ド田舎で人通りの少ない我が家付近に週に何度か散歩しに来ていましたが、当時うちにいた秋田犬と折り合いがわるく、通るたびにお互い吠えて威嚇しあっていました。
にもかかわらず散歩コースを変えるどころか、あえて塀の近くを通り、「あんたの家の犬、気をつけないとうちのが食い殺すぞ」なんて言う非常識でした。
飼い主は土佐を連れている自分を誇示するために散歩しているようなふしがある人で、犬の毛並みは最悪、栄養状態が悪いのが一目でわかるような体つきでした。
あれも一種の虐待だと思います。
ちなみにその土佐は、ある日飼い主が面白半分にリードを放してけしかけ(非常識通り越して犯罪です)、案の定静止できず、マジギレした我が家の秋田犬が鎖を引きちぎって反撃し、相手の土佐犬を半殺しにしたので私たちは無傷、我が家の秋田もほぼ無傷で事なきを得ましたが。
自分でけしかけておいて反撃されて負けたのが悔しかったのか、ズタボロ状態の自分の土佐犬に悪態をついて叩いていました。
犬にとってはいい迷惑だったことでしょう。
こちらとしても、一歩間違えば食い殺されていたかもしれないので気が気ではありませんでしたけど。
家庭のことだからどうするかはあなた次第だけど、あなたに対する暴力にかこつけて警察にDVとして相談するべきです。
DVのクセがある人は滅多なことでは治りませんから。
うちの父親もそのケがあり、犬のことに限らず、酒が入るとすぐに手をあげるので一度は警察沙汰になりました。
だまって殴られていても、反撃しても大差ないですよ。
殴れば言うことをきくと思って満足させるくらいなら、少しでも反撃して満足させたくないので。
実際、昔は理路整然と科学的根拠も交えて、懇切丁寧に言葉を尽くしてきましたが、手を上げるような人間には言葉は通じません。
反撃するようになってからのほうが、かえってマシになってきました。年をとれば体力も衰えるのでそのせいかもしれませんが。
人間のあなたは殴られれば我慢するでしょうし、犬のような牙もありません。
ですが犬は端的に言えば飼いならされた小さな狼のようなものです、虐待で追い詰められれば攻撃性が強くでてきて、手に負えなくなるケースもあります。
本当言うと、犬を飼っているくせに叩くようなバカな人間には、犬が殺処分されているショッキングな場面を見せてやりたいところですが、公開している自治体はかなり少ないです。
殴ったりして、そのうち攻撃性がでてきて手に負えなくなったら、あなたの大事な家族もこうして殺処分せざるをえなくなりますよ、ってね。
以前調べたときは四国のどこかと、下関だけが公開してましたが、処分方法も吸気麻酔で眠らせてからなど、他にくらべてかなりマシな方法なので、殴るようなバカには見せてもあまり効果はないかもしれないと思います。
宿題の自由研究としては良いと思いますが、それであなたの伝えたいことがちゃんと伝わるとはかぎりません。
そのあたりのことを最初から頭に入れておいたほうが、後々の傷は浅いと思いますよ。
お礼
回答 ありがとうございました。
補足
警察には言いません。 母親に迷惑かけたくないので・・・ 私も、母も社会的に白い目で見られたくはないんです・・。 伝えたい事が伝わらないくてもいいです