「JR○○駅」…国鉄時代は単なる「○○駅」だった?
当方は1980年代初頭に生まれながら、
たったの一度も旧日本国有鉄道を利用することなく、
1987年4月の国鉄分割民営化を迎えてしまいました。
現在、JRグループ各社の駅は、
とりわけ私鉄や公営鉄道に同一の駅名がある場合、
「JR○○駅」などと、鉄道会社名を前置きした上で、
案内板やニュースで呼称されることが多いようです。
では、国鉄時代はどうだったのでしょうか?
同じく「国鉄○○駅」と呼ばれていたのでしょうか?
それとも、国鉄と地方鉄道の間には、
主副のような関係が慣習的に存在し、
国鉄駅の場合には何もつけずに、
単に「○○駅」と呼ばれる場合が多かったのでしょうか?
逆の視点から質問します。
国鉄時代は、何も断りなく単に「渋谷駅」と言えば、
京王や東急の渋谷駅ではなく、
「国鉄渋谷駅」を指すことが、
日常的に暗黙の了解だったのでしょうか?