プリンタの修理屋です。
たとえば、10センチ四方の物を、1センチ単位で読取ると、横10個、縦10個に分割されて、合計100個の点のデーターが出来上がります。
PCの画面は点で表示しますので、画面上は10×10個の点(画素)の表示になります。
PCの画面は、17インチのスクエアタイプなら1280×1024画素というのが多いですから、きわめて小さい画像になります。
同じ原稿を1ミリ単位で読取ると、出来上がる画像は100×100画素のデーターになります。
PCの画面上ではそこそこの大きさになります。
この読み取りの密度を解像度と言いますけど、解像度を高くすると画像が大きくなって画面からはみ出してしまうわけです。
解像度を落とすと、細かい部分の読み取りは出来なくなります。
一般的には、他の方が言われている通り、元のサイズなんていう概念は無いのが普通で、そんなものを気にしていたら何も出来ません。
データーをリサイズするのも、元のデーターの細かい部分のデーターが失われるという事ですから、あまりお勧めできるものではありません。
以下の2つの方法がありますのでお試し下さい。
・画像を閲覧するソフトを変更する。OSが書かれていませんけど、XP以降なら写真を閲覧するためのソフトが何か付いてくるはずです。
そういうソフトは元の画像の大きさに関係なく、画面上に全体を表示してくれます。
保存しているデーターがJPEG形式でしたら、プリンタに付属している写真印刷ソフトが使えるかも知れません。
・もうひとつの方法は、読取った画像をPDFにして保存することです。
おそらく、プリンタの付属ソフトで変換可能だと思います。
出来れば画像データーは残しておいて、そのデーターを加工してPDF形式で保存すると良いのですけどね。
PDFデーターは、Adobe Readerで開けば拡大率などは自由に設定できます。
ただ、写真印刷などに使うのでしたらPDFは不都合ですから、元のデーターがあったほうが良いわけです。
画像の種類、使用目的で使い分けると良いでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございました。大変参考になりました(画像貼り付けご親切に感謝)