>本当に調べられるものなのでしょうか?
昭和時代は、各信用情報機関は業界毎に設立・運営を行なっていました。
銀行は、銀行団体が設立した信用情報機関。
信販は、信販団体が設立した信用情報機関。
サラ金は、サラ金団体が設立した信用情報機関。
などなど。
ですから、サラ金の借金は銀行・信販会社は把握出来なかったのです。
結果として、多重債務者・強力な取立て・自殺が多発したのです。
質問者さまが考えているのは、この時代の事ですね。
が、この多重債務者(借金依存症患者)問題を解決・救済する為に「業界の枠を超えて、借金・返済状況の共有化」を行なう事になりました。
サラ金の借金も、銀行・信販などは確認する事が出来ます。
数年前からは、個人向け融資規制が始まりましたよね。
「無担保無目的の借金は、年収の3割を上限とする」
合法的な金融機関からの借り入れは、総額で年収の3割に制限したのです。
※借金依存症患者が減らない事に対する、政府の対策。
つまり、合法的に営業している金融機関は「借金希望者の、借金状況を確認する義務」があります。
基準を超えて融資を行なうと、融資した金融機関が違法行為を行なった事になり行政処分を受けます。
つまり、個人の借金状況は「確実に、把握している」と理解した方が良いですね。
>カード会社などで借りたものはほぼ100パーセントわかるものですか?
100%というよりも、120%把握できますよ。
自民創価学会連立政権が種を蒔き、民主党が花を咲かせた「平成長期大不況」。
金融機関各社も、回収の見込みが少ない個人・法人には融資を行ないません。
融資申込み・カード申込時には、しっかり調査を行ないます。
先に書いた通り、カード会社は銀行・信販・サラ金の子会社である場合が多いですよね。
同じグループ会社内の個人情報は、共有・活用しています。
※最近は、カード会社が独自に各個人信用情報機関に加盟しています。
クレジットカードの申込書に他社からの借入額を記入する欄がありますが、借金がある場合は正直に記載する事です。
0円と申告しているのに、カード会社で調査すれば100万円の借金があった。
これだけで、虚偽申告・詐欺となります。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ございません。 こんなに詳しく調べられるものなのですね。 驚きです。 いつまでたっても借金を繰り返す人間が増えているのも、そろそろ終わりになりそうですね。 年収の3割までとするというのも、あっちこっちの借金を足して3割ということですよね。 自殺者がでる前に法が出来れば良かったのに・・・ と思う反面、借金してる上に借金(それも贅沢品やギャンブルの為)するほうが悪いのですけど・・・。 とっても参考になりました。