練鑑ブルースには色々種類がありますよ。
大昔(65年以上前)からあちこちで。
巷の小学生も、普通の悪餓鬼も大人も口ずさんでいました。
ズンドコ節も同じく歌われてました。
又歌詞も変えられ追加され減らされ色々。
一番代表的なものは関東と関西のもの、以下です。
メロディは変わりません。
東京鑑別所
人里離れた塀の中
この世に地獄があろうとは
夢にも知らない娑婆の人
知らなきゃおいらが教えようか
身から出ました錆びゆえに
厭なポリ公にぱくられて
手錠かけられ意見され
着いた所は裁判所
鬼の検事に蛇の判事
付いた罪名は傷害罪
廊下に聞こえる足音は
地獄極楽分かれ道
青いバスに乗せられて
揺られ揺られて行く先は
その名も高き練馬区の
東京少年鑑別所
薄い青テン着せられて
硬いベッドに寝かされて
三度の飯も麦しゃりで
食っちゃ寝、食っちゃ寝の鑑別所
格子の窓から空見れば
鳥はさえずり花さえも
二度とここへは来るなよと
俺に言うように論ずよに
新入り新入りと馬鹿にされ
便所掃除や床掃除
三度の食事も二度、一度
夜は涙で頬濡らす
余りの辛さに耐えかねて
ぶくろの駅までずらかれば
張り込み看守にぱくられて
もとの練馬に逆戻り
一年三月の刑終えて
やっとの思いで娑婆に出りゃ
かわいいスケちゃん人の妻
おいら一人で男泣き
父さん母さん許してね
これからまじめになりますと
誓った言葉も上の空
またも踏み入る馬鹿の道
大阪鑑別所
人里離れた寒いとこ
こんな所があろうとは
夢にも思わぬ娑婆の人
知らなきゃおいらが教えましょ
身から出ました錆びゆえに
嫌なポリコにパクられて
手錠はめられ意見され
着いた所が裁判所
父さん母さん許してね
これから真面目になりますと
言った意見も上の空
可愛いあの娘の事ばかり
青いバスヘと乗せられて
ゆらりゆらりと行く先は
その名もたかき堺市の
大阪少年鑑別所
小さな窓から空見れば
あの星あたりが女(スケ)の家(ヤサ)
あの子今頃何してる
写真片手に目に涙
三年三月の刑終えて
やっと出ました娑婆の空
愛しい母さん土の下
可愛いあの娘は他人(ひと)の妻
二度と会えない二親と
晴れて会うのは夢の中
布団被って十七の
初なあの日に返りたい
いつか来る春来ない春
いつか来るやら来ないやら
身から出た錆バチだけど
せめて明日天気にしておくれ
補足
回答ありがとうございました。当時私は田舎から東京へ就職してつらいときにこの歌を聴いて励まされた記憶があります。集団就職の子供たちを励ます歌でした。守屋浩が歌ってたと思いますこの歌詞とは違うような気がします