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病気の老猫にあげられるドライフード
- 腫瘍起因の腸閉塞で手術をした老猫に適したドライフードを探しています。
- 療法食系は食べないため、粒の小さい、品質的に安心できるドライフードを求めています。
- ウェットだけでは毎日の食事が賄えず、栄養面も心配です。ドライも食べさせたいです。
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こんばんは。 気がかりですね、我が家も高齢腎不全の子がおります、他人事と思えません。 食べ物は猫も人間も全ての生き物の基本、大切な猫ちゃんのためにひとつひとつ手探りで試していきましょうね。 高齢と、頻繁な吐き出しですね。吐き出し自体は単にその子にフードが合っていないとか、早食い等でよくあることでさほど神経質になることもないんですが、吐き出しが癖になると喉や口内の炎症になったりしますし、高齢ちゃんですと吐くことでエネルギー酷使にもなってしまうので、軽視は危険ですね。 消化器系が弱めですか。 メジャーなところですと、ロイヤルカナン、療養食ですが「消化器サポート可溶性繊維」というのがあります。これは一般的総合食に多用されている不溶性ではなく水溶性の繊維ですので、便秘や下痢の心配も100%とは言えませんがまあまあ安心かと思います。 以下、話がとっちらかって申し訳ありませんが、よければお読みください。 サイエンスダイエット(ヒルズ社)は個人的にお勧めしないフードのひとつです(愛用されている方、申し訳ありません)。理由は添加物。アメリカの公正で良心的な雑誌「The Dog Gournal」でも、最も推奨したくないフードランキングの栄えあるワースト一位に輝いています。 ものすごく乱暴な言い方をすると、「ゴミを食べさせているようなもの」と仰るブリーダーさまも多いです。 なんで動物病院にサイエンスやロイカナが置いてあるかというと、メーカーが大学や獣医師会(獣医師の殆どが加入してます)に多額の助成金を寄付してるから。獣医師はフードに関しては詳しくない方が多いのが現状…だってサイエンスやロイカナくらいしか知らないし。 でも、プレミアムフードと言われる中ではロイカナは悪くないお品ですし、嗜好性も高く作られているので、栄養素が絶対的に不足している猫ちゃんには、喜んで食べるならよいフードだと思います。 あとは…これまた個人的考えなんですが、国産フードはお勧めできません(フードに関する規制がレベル酷すぎ)。 でも、とにかく食べてもらえるのがまずは最優先ですので、国産でお勧めだとAZ(アゼット)とかかな。AAFCOの基準をクリア、全年齢対応、低マグネシウム、なにしろ食い付きがよい。穀類が先頭に来てるのが気にはなりますが、キブル(粒)も小さく喜んで食べる猫ちゃんも多いです。楽天で送料無料のショップがあるので、よければ検索してみてください(具体的に店舗名をここで出すのが適切かわからないので、ごめんなさい)。 あと、高齢ちゃんなので内臓負担をできるだけ軽減し、かつ栄養素も年代に即して適切に摂取できるフードのチョイスが大切ですね。 一般に、若い猫ちゃんはそれなりの高蛋白質・高脂肪が必要なんですが、加齢、またそれによる内臓疾患の対応として、「質のよい蛋白質をそこそこ、猫にとって最も効率よいエネルギー源となる脂肪を若干増やす」のが重要かと思います。過剰な蛋白質は腎臓や肝臓の機能低下につながりますが、必須栄養素ですので、高品質で負担のかからない量を摂取する必要があります。微量栄養素…ビタミン、リン、マグネシウム、ナトリウムも。リン、マグネシウム、ナトリウムが敵視されがちですが、最低限必要量摂れていないと、骨の形成や臓器のバランス、排泄処理に多大な影響がありますので… フードを選ぶポイントは、例えば蛋白質の含有量とかだけ見るのでなく、三大(五大)栄養素のバランスに注意したほうがいいです。 一般に、蛋白質:脂肪が2:1、リン:マグネシウムが1:1が推奨されているので、それを目安に。また、副産物(食材に値しないもの。骨、爪、皮毛、糞尿等)や合成添加物使用はペケ(ホームセンター等で安価に入手できる類い)。 お勧めは、ナチュラルフード・オーガニックフードです。消化がよく、クオリティの高い、安全な(完璧なものなどもちろんありませんが)フード。 あくまでも私の実感としての感想ですが、アーテミス・アズミラ・バイネイチャー・ワイソング等がよい感じです。どれもオールステージもしくは年齢対応になってます。 フードの他にも、お部屋や餌器、トイレの徹底的清掃、できるだけ猫ちゃんのストレス軽減(安らげる部屋、寝床、室温、静かな環境等)、血行促進とリラックス、疾患の早期発見のための毎日のブラッシングなど、主さまができる限りケアしてあげてください。 駄文長文、ごめんなさい。 愛猫ちゃんが元気になりますように。心より祈っております。がんばれ猫ちゃん!
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こんばんは、度々お邪魔します。 身に余るお礼をいただき、恐縮です。ありがとうございます。 困った時はお互い様ですので、私の拙い知識が少しでもお役に立てれば本当に嬉しいです。 書き漏らしがあったので、よければお読みください(ご参考になれば…)。 穀類、まあだいたい炭水化物になりますよね。 確かに元来肉食の猫ちゃんに過剰な炭水化物は、ケースバイケースですがよくはないです。 例えば高齢猫ちゃん定番の腎不全、この療法食は腎臓の負担を抑えるため、低蛋白質・低脂肪なんですが、かさ増し用に炭水化物や不溶性繊維を多用している製品が多いです。つまりどうなるかというと、肥満や便秘の原因になる可能性がままあるということなんですね。 でも、それはあくまで過剰摂取の場合。蛋白質・脂肪・炭水化物は、猫と人間では必要バランスが異なるけれど、やはり各々、固体差・年代に応じて必要な栄養源なんです。 またちょっとめんどくさい説明になってしまいますが(ごめんなさい)、よければお読みくださいね。 猫ちゃんに必要な栄養は、人間と同じ「六大栄養素」です。炭水化物(糖質)・脂質・蛋白質を「三大栄養素」、三大栄養素+ビタミン+ミネラルを「五大栄養素」と呼びます。更に五大栄養素に水を加えたものが「六大栄養素」です。 炭水化物は単糖・二糖・多糖に分類されます。 単糖とは、それ以上加水分解されない糖類のことです。 (1)グルコース ブドウ糖とも呼ばれ、体内でエネルギー源になる。車にとっての「ガソリン」に相当。 (2)フルクトース 果糖とも呼ばれ、果物に多く含まれる (3)ガラクトース 猫は単糖を吸収できます。特にグルコースは、摂取した脂質や4蛋白質どからも体内で合成され、脳や筋肉の栄養源になります。 また、体内で分解されない多糖類は食物繊維と呼ばれ、整腸作用があるので、これもまた猫ちゃんにとって適量必要です。 ですので、穀類・炭水化物を徹底的に排除したフードも、あまりよろしくないことになります。 そもそも、猫の祖先であるリビア山猫だって、草食動物を食べて栄養バランスをとっていたわけだし、現代のライオンや虎もそうですもんね。 なので、先日お勧めしたナチュラルフード・オーガニックフードでも、その辺のバランスが極端に偏っているものは、避けたほうがよいと思います。 具体的にはアカナやオリジン、エボの何らかのシリーズ(忘れた、すみません^^;)など。前者は穀類一切不使用、後者は蛋白質含有率が50%、そんな極端にしなくても^^; あと注意することは、魚中心のフードは避けること。全く駄目とまでは言いませんが、先にも申し上げた通り猫は肉食であるのと、肉に限らず単一の栄養源のみ与えることは避けましょう、と(人間だって同じものばかり食べ続けたら健康によくないですものね)。 肉&穀類メインのフードなら、次は魚&野菜、鶏肉なら次はラム肉とか、うまくローテーションを組んでバランスよく食べさせる、って感じで。 単一の栄養源の蓄積によるアレルギー回避にもなります。 あとはなんだっけ…あ、手作りフードだ。これ、また個人的考えなんですが、あまりお勧めしません。栄養学を徹底的に勉強し、市販の総合食と同レベルの食事を作れる自信があれば…それでもちょっとお勧めできないかな。 何らかの疾患で診察する猫ちゃん、聞けば手作り食を与えているケースが急増していると仰る獣医師さんもおられるくらいです。我が家も、手作り食を与えるつもりも自信もありません。 またしても長々と本当にすみません(;´д`)
お礼
遅くなりました、ごめんなさい。 ご丁寧に、こんなにたくさんの事を教えて頂きありがとうございます。 色々試す中で、やっぱり吐いてしまったり 食べなかったりというのがあるのですが(替えすぎもよくないのかも・・) 栄養のバランスを考えて、探していこうと思います。 あれがダメ、これがダメって言っても 極端に少なければいいってものじゃないですものね。 六大栄養素ですか・・・まったく知りませんでした。 pamela様はどこでこんなに知識を得てらっしゃるのでしょうか・・ すごいです。 租借に時間がかかりそうですが、此方も併せて印刷して しっかり勉強したいと思います。 多く流通しているフードって、ほぼ魚系なのですよね。 猫は肉食、ねずみなんかを食べていたのに・・・ なるほど、ローテーション!! こんなことにも気付かずあげていたなぁ・・・お恥ずかしい。。 「単一の栄養源の蓄積」まさにこの状態になってると思います。 あぁ・・かわいそうに・・・ 手作りフード、猫の闘病記なんかのブログなどを見ていると 結構よく出てきていて、 そうするべきなのかなぁ、なんて考えた時期もありました。 レバー、生肉、たまごなんかをあげたりする方もいて でも調べると、「禁忌」なんて言ってる方もいたりして、 何が正しいんだ???状態でした。 そうなんですよね、自分が栄養学をわかってて 自信があって、じゃないと出来ないと思います。 ということで手作りは封印です。 pamela様が教えて下さった事を自分で租借して、理解して フード選びをしていきます。 本当に、たくさんのことを、丁寧に、親切に教えて頂きありがとうございました。
- nekoneko2002
- ベストアンサー率43% (387/890)
うちの猫にはC&Pのオーガニクスというドライフードを与えています。 7割の原料がオーガニックで、免疫を上げる成分も入っています。 ↓ http://item.rakuten.co.jp/pu-chan/c/0000000109/ 粒は小さ目で、食べやすいと思います。うちの猫は好き嫌いが激しいのですが、これは良く食べてくれます。 お値段ですが、1キロ強、送料込で2500円前後のものもネットで探すとあります。 サイエンスダイエットやロイヤルカナン等と比べると素材も良いですし、お値段もプレミアムにしてはお手頃だと思うのでオススメです。
お礼
URL見せて頂きました。 ドライだけじゃなく、ウェットもおいしそうでした。 (私がおいしそうと思っても猫がどうか・・ですが・・) 「7割の原料がオーガニックで、免疫を上げる成分も入っています」 ここにすごく惹かれます。 免疫力、大事ですものね。 お値段も割とお手頃と思いますし、購入してみたいと思います。 ご回答頂きありがとうございました。
- Ziel1116
- ベストアンサー率44% (370/832)
粒小さい系ならば、使ったことがある中ではナチュラルバランス http://item.rakuten.co.jp/hinoki/c/0000001734/ エボ http://item.rakuten.co.jp/hinoki/c/0000006344/ カリナチュのニシン以外の2種 http://item.rakuten.co.jp/hinoki/c/0000006335/ ボジータ http://www.rakuten.ne.jp/gold/figarohouse/bozita.html ザナベレ http://www.rakuten.ne.jp/gold/figarohouse/bosch_sanabelle.html あたりですかね? 例えば近場で手に入るピュリナワンでも子猫用はかなり小さいですよ? 小食なら高栄養の子猫用でも可です。
お礼
おぉ、すごいです。 細かいですね。 わたしが普段買ってる所には無い商品ばかりで 自分の無知さが恥ずかしくなりました。。 アニモンダ、ユーカヌバ、イノーバ、ANF等はあげても あまり食べなかった経緯があり(術前) 外国系のは最近敬遠していたのですが、試してみたいと思います。 ピュリナワンは食べてくれませんでした。。 「子猫用」は栄養面的に、老猫にあげるのはどうだろう?と 思っていたのですが、確かに小食ならいいかもしれませんし、 小粒なものが多そうですね。検討してみます。 たくさん教えて頂きありがとうございました。
- 0913
- ベストアンサー率24% (738/3034)
ご心配ですね。 やったことがあるわけではありませんが、好き嫌いの激しい猫ちゃんなら、お気に入りのバイタルケアなどをミルかフードプロセッサーなどで少し砕いてあげてはいかがでしょうか。
お礼
ミル、フードプロセッサーを持っていないので、 すり鉢で砕いてあげた事があるのですが 細かすぎたのか、それは食べてくれなかった経験があります。。 フードプロセッサー等なら、細かすぎずに砕けるのかしら・・ ささみなんかを細かくするのにも使えそうですし、 フードプロセッサー購入も考えてみます。 ご回答頂きありがとうございました。
お礼
もう、何から書いたらいいのか・・・ とにかく、ありがとうございます。 術後、先生に「療法食をあげた方がいいですよね?」と聞いたところ 「この子はそういうレベルじゃない。とにかく食べて、栄養をつけないと」と 言われたんです。それで、栄養や添加物、手作り食などの勉強を怠って わたしは彼の望む物をあげ続けて来ました。 その、怠った部分をpamela様に教えて頂いたような気持ちです。 ロイヤルカナンは時々あげています。やはり飽きるので 本当に時々ですが・・・ サイエンスダイエットは無条件に「いいものだ」と思っておりました。 病院でも売られていますし・・・ やはり勉強不足ですね。。 日本のフードの安全基準が酷いことは漠然と分かっていたのですが 食い付きがいいので(そこが怖いんですよね)どうしても 日本のものをあげてしまいがちでした。 AZ、サンプルなどが楽天で売られていました。 購入してみます。穀物類は少ない方がいいと先生が言っていましたが そもそもそういうドライを探すのは結構大変です・・・ ナチュラルフード・オーガニックフード、色々試してみようと思います。 病気は治らないので、寿命を延ばす事は出来ないと思っているのですが その中でも、内臓負担を考えたり、栄養を考えたりは大事ですね。 怠っていた部分を見直して、フード選びをきっちりしたいと思います。 彼が病気をして、はじめて食器や、食べる高さにも気を使うように なりました。話したり、訴えたり出来ない猫に わたしが出来ること、やらなければならないことは沢山ありますよね。 pamela様のご回答、印刷して、手元に置いておきます。 栄養や負担を考慮して色々試していこうと思います。 本当にありがとうございました。 pamela様の猫ちゃんは腎不全なのですね。 我が家にもおりました。 腎不全はまた、餌や水に気を使う、一生ものの病気で大変だと思います。 pamela様のにゃんこも頑張れ! そして、看病などで、pamela様も心や体を痛めたりしませんように。。