別に忘れなくていいんだよ。
それよりも大事な真実がある。
それは、
今貴方の中に大事に大事にしている片思いの人って。
実は既に存在して「いない」人なんだよ。
貴方は、
最近の相手を知らないでしょ?
今の貴方は現実の相手に向き合って「いない」んだよ。
貴方が心の中で大事にしているのは、
過去に交流があった「範囲」の、
貴方の知っている、貴方の感じていた「範囲」の彼なんだよね?
彼像が貴方の内側で固定されて、
時の洗礼を受けて「いない」んだよ。
貴方にとって都合の良い彼なんだよ。
だからこそ、
受け止める今の相手に関係無く、
今の彼のと繋がりがあるかどうかに関係無く、
好きなように思い続ける事が出来ている、とも言えるんだよね?
そういう彼ってもう「いない」、という事。
貴方は自分で片思いの彼を「描いて」、
その彼を「変わらず」に思い続けているんだよ。
ある意味時間の経過に逆らうかのように、
当時の印象とか、貴方にとって良いなと思う彼をそのまま残して。
でも、
それって現実には存在しない彼。
現実に存在しない相手に対して、
一生懸命「進行形」の思いを注いでも芽は出ない。
受け止める相手あってこそ「活きた」思いだから。
貴方が大切にする事はシンプル。
それだけ貴方に熱くて大きな気持ちがあるなら。
その思いは「活きた」関係性の上で、
「活きた」コミュニケーションを分かち合える相手に伝えていかないと。
貴方の片思いって、
自分の描く彼像への壁当てのような思い方になっているから。
思いってお互いに心地良く、適温で届け合うから愛しいんだよ?
「活きた」思いには、「活きた」相手が必要なんだよ。
貴方も進行形で気持ちのキャッチボールがしたいでしょ?
ただ壁に投げつけて、帰ってくる自らの思いを拾うのって味気無いでしょ?
そこまで思える相手に出会えた事は財産だよ。
忘れる必要も無い。
でも、
その彼は既に貴方の知らない彼になっている。
彼は彼で、自分なりに目の前の日々を丁寧に積み重ねている筈。
貴方も、
貴方の場所で「活きた」思いを、
「活きた」相手に届けていけるような関係を目指していけば良い。
忘れてから動こうとしても動けない。
忘れる忘れないの問題では無くて、
彼への思いは活きて「いない」という事。
それを貴方がどう感じるのか?
活きて「いない」思いに拘り続けるのか?
貴方も活きた思いを大切にしたいと思うのか?
本当に貴方次第なんだ、という事。
改めて、自分の「今」をもっと大切にね☆
お礼
長文での回答ありがとうございました! 彼の過去の範囲しかみていない などの言葉にぐっときました。 回答をよんでいて納得することがあり悩みが軽くなりました。 本当にありがとうございました!