- 締切済み
30歳独身・友人の結婚披露宴に着ていく着物
同級生の結婚披露宴に着物をきていきたいと思っています。 調べていくうちに、着物には色々とマナーがあるようで、 意見も様々で混乱してきてしまいました。 私自信知識もなくあまり結婚式にでたことがありません。。 お知恵を拝借したいと思い投稿しました。 母と相談をし、家にある着物の中で一つに決めました。(レンタルはしません) 振袖は持っていないので、訪問着です。 インターネットで調べるとこれも様々な意見があるようですが。 ピンク地に上下逆になった「露しば」のようなパターン柄です。(画像あり) 母の実家の家紋が小さく首元にあります。 それに全体的に淡い雰囲気のピンクと金のグラデーションの帯をする予定です。 霧のように光の加減で少し変化する部分がありますが、 着物は、留袖や付け下げのようにデザインが施されていません。 結婚式には、華やかな留袖や付け下げが良いという情報や 画像検索するとデザインが豪華に施されたものばかり出てきますので、 やはりパターン柄(正式名がわからずすみません)は場にそぐわないのか・・・など 不安になっていきました。 実際の写真を添付させて頂いたので お詳しい方ご意見いただけますでしょうか。 よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- ka28mi
- ベストアンサー率41% (969/2315)
40過ぎ、遊びで着物を着ている者です。 少し、質問者さまが言葉をお間違いではないかなと思いますので、確認させてくださいね。 非常におおまかな説明になりますので、厳密に言えば不正確な部分があると、ご承知置きください。 留袖とは、腰から下のみに前から後ろまで繋がった模様がある着物です。 地色が黒で、紋が5つ入ったものが既婚者の第一礼装になりますが、これは身内が着るものです。 地色が黒以外の物を、色留袖といい既婚未婚を問わず第一礼装になりますが、こちらも基本的に結婚式に着て行くのは身内になります。 ちなみに、振袖とは柄の付き方に関わらず長い袖の着物のことです。 未婚女性の晴れ着ですが、本来は「娘」の晴れ着ですので、ある程度お年を召した場合は、フォーマルにはあまり向かなくなります。 質問者さまの場合は30歳ということですから、雰囲気によっては大丈夫でしょうけれど、お召しにならない判断は正しいと思います。 留袖の次の礼装が、訪問着になります。 ここで、ひとつ気にかかるのが、「デザインが施されていません」と書いていらっしゃる点です。 訪問着というのは、仮仕立てをしてから柄付けをおこうなう着物のことです。 一般的には、片側の方から袖と、腰から下で前から後ろまで、縫い目をまたがって繋がった模様が描かれたデザインになります。 つけ下げというのは、訪問着を簡略化して仕立てずに柄をつけた着物のことです。 柄によって変わってきますが、一般的には、訪問着の方が華やかで格も上になります。 写真のお着物を「訪問着」とご判断なさった理由は何でしょうか? 全体がはっきりしないので不確かなのですが、もし一色で地模様が全体にあるものでしたら、色無地となります。 一色ではなくて、模様部分が完全に違う色で全体にあるのでしたら、小紋になります。 江戸小紋というほど細かな柄ではなさそうですから、型染小紋だと思います。 全体にはなくて、腰から下と、肩から袖にかけてだけと仰るのであれば、縫い目でズレずに模様がまたがっていれば訪問着、縫い目に模様がまたがっていなかったりズレていたりすればつけ下げと思われます。 江戸小紋以外の小紋に、一つ紋を入れることはあまりききませんので、おそらく色無地かシンプルなつけ下げ、または訪問着なのだと思います。 柄の名称は、はっきりしませんが、特に結婚式に避けるべき柄とは思いません。 どちらかといえば、お茶席などに向くように作られたお着物だと思いますが、吉祥柄の帯をなされば、着物の格としては大丈夫です。 ただし、確認なさった方がいいこと、気を付けた方がいいことはいくつかあります。 まず、紋ですが、白く抜けているものでしょうか? 下のサイトに載っているようなものです。 http://homepage2.nifty.com/montake/monmame.htm もし、色糸で縫っているものですと、少し洒落っ気が強くなります。お友達の結婚式ということですし、ダメというほどではありませんが。 また、お友達ですから分からないと思いますが、関西では「女紋」と言って女性は母方の紋を使って構わないのですが、関東方面では嫌う考えだそうです。 そして、おそらく大丈夫だと思いますが、着物は裏地がついていらっしゃいますね? 裏地の付かない着物は単と言い、透けないもので6月と9月、透けるものなら7,8月の着物になります。 フォーマルでは、夏場に裏地の付いた袷を着るケースが増えていますが、袷の季節に単は着ません。 あと、帯が少し軽い気がします。どうも、お茶席を考えて作ったお着物と帯のような気がします。 あまり良いところが見つからなかったのですが、下のサイトを見てください。 http://www.obiraku.jp/shop.php?id=001&item=1 こちらで紹介されているもののうち、派手な印象の帯や、吉祥と書かれている帯が、披露宴などに向く帯です。帯をクリックして頂いて、紹介に「訪問着に」と書かれているものです。 いかがでしょう?質問者さまの帯は、少し控えめではないでしょうか? 金のグラデーションの割合によっては、大丈夫かもしれないと思いますが、帯が軽いものだと礼装にならなくなってしまいます。 一度、ご確認なさってみてください。 帯締めや帯揚げなどの小物は、下のサイトがお分かりになりやすいかと思います。 一つ紋つき色無地の礼装で、お考えになれば、まあ大丈夫ではないでしょうか。 http://www.geocities.co.jp/Milano/2323/kituke/kaku.html 少しさみしげな感じになりますので、伊達衿をなさると、華やかでいいと思います。 せっかくのお着物です。 機会を見て、着てあげてくださいね。