オタクにしか見えない彼氏が好き>嫌い
相談です。かなり長文ですすみません。
私と彼氏が出会った頃、私から見て彼氏は、ただのアニオタでした。
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元々私は、アニオタが大っ嫌いでした。
(アニメ自体が嫌いな訳ではないです。)
というのも、私の兄はアニオタで、部屋はアニメの女の子のポスターやフィギュアだらけ。
部屋は散らかり放題なため、兄の部屋のドアを開けたとき、開いた状態のアニメの雑誌には、水着だらけの二次元の女の子が目に入る事もしばしば。
私が小学校5年生くらいのときからそうだったので、私は気持ちが悪いとしか思えず、軽蔑の域にまで達していました。
しかし、嫌っているのはアニオタの兄であって、兄自身は面白い人ですので、特別仲が悪いという訳ではありませんでした。
そんな私も、高校生になったとき、アニオタに対して嫌悪感を持たなくなりました。
成長とともに様々な人と出会ったり、ネットを使うようになってから、世の中のアニオタの多さを知って、正直、嫌い続けてもキリがないと開き直ってしまった、と言うほうが合っているかもしれませんが。
その結果、大丈夫だと判断されたのか兄に強制的にアニメを見せられた事が1度ありました。
そして、むしろ、「○○が可愛い」という発言をたまにすることがありました。
確かに可愛いとは思いましたが、私は、自主的にアニメを見るほどではありませんし、グッズを欲しいと思った事はありませんが、その軽々しい発言をしたばっかりに、完全にアニメ好きだと思われ、好意を持ってくれているアニオタから、沢山のグッズをプレゼントされる結果となりました。
既にアニオタに対して嫌悪感は持っていなかったし、そのキャラクターを普通に可愛いと思っていたので、単に「ありがとう」と思い、もらいものですので、見につけていたりしました。
今でも、自分の意思でグッズを買ったことなどありません。
その少し後に出会ったのが、今の彼氏でした。
文頭にも書いた通り、彼氏もまたアニオタでした。
出合った当初、私の中では"ただのアニオタ"でした。
彼からどう思われていたか分かりませんが、同じ"アニオタ"もしくは"ただのアニメ好き"というカテゴリーがあったとは思います。
その後、思いもよらず、お互いが恋愛感情に発展しました。
"アニオタ"ということに関して、もはや何も思いませんでした。
彼もたまに、私が好きだと言っているアニメのキャタクラーのグッズを、「なんか家にあったから」とくれたことがありました。
私は、「ありがとう」と素直に喜びました。
彼はすごくいい人で、とても優しくて、私を一番に考えてくれていました。
いわゆるラブラブという状況にありました。
付き合って半年以上は経っていたと思います…。
ある時、自分を客観視してみたとき、アニメのグッズを身につけている自分をなぜだか"こんな自分て…"と思ってしまいました。
私は単に自分自身が嫌だっただけなので、学校で友達が嬉しそうに幸せそうにアニメの話しをしているのを見ると、なんだか私も嬉しくなりました。
しかし、それに反して、彼氏がアニメの女の子のグッズを身につけているのを見ると、家にフィギュアが並んでいるのを見ると、今まではなんとも思わなかったはずなのに、なぜか心が苦しくなりました。
自分でもわからないと自分自身の中でグルグル悩んでいましたが、心のどこかでは、それが単なる"嫉妬"であることはわかっていました。
二次元に嫉妬する自分が嫌で、ただのアニメだと自分に言い聞かせました。
ですが、自分を抑えようとすればするほど、苦しさは反比例していきました。
優しさに甘えて、彼には沢山迷惑をかけてきたので、彼が純粋に好きなものに対して「私が嫌だからやめて」なんて言える訳もありません。
心から彼が好きなので、「やめないなら別れて」なんて言える訳もありません。
考えに考えた結果、
”あなたが大好きだけど、ずっと一緒にいたいなんて言ったけど、これから一生我慢し続ける事は出来きそうにない。でも別れるなんて嫌だから、純粋に好きなものを理解してくれない人なんか嫌だと思われて嫌われるくらいなら、私は我慢し続ける。とりあえず、かなりつらいってことは伝えたから、後はあなた次第。”
と、まあ今となっては最低なことをしかも泣きじゃくりながら言っていました。
すると彼は、沈黙の後、”わかった、俺のやりたいようにする”とだけ言いました。
後日、彼の家へ行ったとき、彼が主に好きそうだったもののフィギュアだけがなくなっていました。
他の女の子のフィギュアはあり、キーホルダーなどはそのままでした。
つらいと言ったのに、やりたいようにやった結果がこうなんだ…。と再び心が苦しくなりました。
私はどこかで、アニメの女の子に負けたんだ。と思ってしまい。
そしてやはり、無理だ。耐えられない。と今度は嫌悪感を抱いていました。
そして、本当に好きなのかさえわからなくなってしまいました。
私は別れを覚悟しましたが、一度会ってしまうと、やはり好きだと思ってしまいました。
しかし、一度覚悟したので
”私はあのキャラクターだけが嫌いな訳ではない。つらいというのは伝わっていなかったのか。もしくは、私がつらいと言っても、やめられないものなのか。アニメに対するあなたとの価値観が違うのはわかっているが、耐えられない。大好きだけど、一生我慢するくらいなら別れさえ覚悟した。”
ということを、これまた泣きじゃくりながら言うと、
”やめる事に対してさほど抵抗はない。でも、アニメがあまりにも生活に入り込みすぎている。やめるつもりではあったが、俺にもペースがあるから待って欲しい。”
と言われ、結局別れないという方向にはなったものの、「アニメがあまりにも生活に入り込んでいる」という言葉への疑問は消えませんでした。
そして、一番最近のこと。
彼が携帯を開いた際、人の携帯の中などさらさら見る気はありませんが、場所的にチラッと見えてしまいました。
それは携帯のメニュー画面でした。各項目ごとに、アニメの女の子が笑っていました。確か…3×4くらいでしたっけ…同じ女の子が12個の表情で画面にずらーっと並んでいました。
そのことは知ってはいましたが、今となっては、「やっぱりやめられないんだ」「どんだけその子が好きなの?やっぱり理想なわけ?」という自分勝手な気持ちしか沸いてきませんでした。
そして、
”あんなに嫌だと言ったのに、せめて私に見えないようにするという事はあたなにはできないのか。”
と言ってしまいました。
すると、
”あんたどういう神経してるの?という言い方にしか聞こえない。変えなくちゃとは思っていたが、まだやれていないだけ。俺にもペースがある。アニメが生活に入り込みすぎているだけなんだ。”
と言いました。
彼のそのキャラクターに対する価値観というものは、野球チームのようなものらしいのです。
「可愛い」「かっこいい」「理想だ」と言ってアニメに目を輝かせる人しか見たことのない私は、彼の考えというものが全くわからず、そして信じれずにいます。
なので、逆だったら嫌ではないのかという質問に、”病的でなければ別になんとも思わない”というふうに言われ、ショックを受けただけでした。
やっぱりそういうの理解してくれる子の方がいいんじゃないの。とか最低な事も言ってしまいました。
そして、勝手に、怒ったかもしてない、嫌われたかもしれない、と思い、泣きました。
俺にとって、やめるのは苦じゃない。そんなに嫌なんて思わなかった。自分の生活を見直したから、時間をください。と言われ、今に至ります。
最低な自分がここにいるのはわかります。
彼から連絡が来るまで待つ気ではいます。
しかし、あまりの価値観の違いに戸惑っています。
最後まで読んでくださった方がいるでしょうか…
もしいましたら、なんでも良いので、ご意見をお聞かせください。
お礼
回答ありがとうございました!! うなじですかー!! じゃあやっぱポニーテールとかですかね♪ 参考になりました!!