三田会会員です。
三田会といってもいろんな形があります。
会社の中の三田会だったり、住んでいる地域の三田会だったり、
同じ職業の三田会だったり、同じ卒業年の者が集まる三田会だったり…
中には早稲田大学に勤務する塾員たちが作った“早稲田三田会”もあるぐらいです。
質問者さんが参加されているのはどの三田会でしょうか?
会によってかなり雰囲気も違うと思いますよ。
私の場合は、勤務先の会社には三田会がないのでよく分からないのですが、
いわゆる「慶應閥」の会社で、社長や会長が評議委員に立候補する時なんかは
大変なようですね。
おそらく質問者さんはこのような三田会のことを「経済界の派閥」と
表現なさっているのだと思います。
私は同じ卒業年の塾員による三田会で幹事をさせていただいていますが、
こっちはこっちで、単なる飲み会です。
せいぜい「後輩の奨学金のために寄付をしよう」と呼び掛けているぐらいです。
でも、私のような付属校出身でない「外様」を幹事に引っ張ってくれたことはありがたいことだと
感じています。
> 慶應義塾を卒業したという、ひとつの、ささやかなステータスに対する自己愛で結ばれている
これは、慶應義塾に限らず、どの大学の同窓会にも当てはまることではないでしょうか?
「ささやかなステータスの共有」こそが同窓会の原点です。
質問者さんは「母校愛ではなく」と仰っていますが、では、どのようなものが「母校愛」なのでしょうか?
三田会の母校愛はいささかオーバーであると私も感じています。
でも、三田会があるからこそ、
「慶應義塾の本当のステータスは、卒業後に分かる。そしてそれが死ぬまで続く」と
いえるのではないでしょうか。
海外生活の長い友人からこんな話を聞きました。
「ロンドンでは、三田会も稲門会(早稲田の同窓会)もだいたい同じ会員数だけれど、
会合への平均出席率は、三田会は60%以上、稲門会は10%以下だ」
慶應義塾の校風は、卒業後の母校愛も含めての校風だと思いますよ。
まとまりのない話ですいません。
お礼
回答ありがとうございます。 どこの学校でも「母校愛」というのはあると思うのですが、慶應の場合、「自然な母校愛」というより、策略的に人為的に作られたシステムのように感ずることが多いです。 ただ、幸いなことに、懐かしい級友や恩師というのは存在します。