先ず、このコーナーは18禁です、ルールは守りましょう。
>ずばり、生理前にはどんな症状が出ますか?
個人差があるので一概に、こうだとは言えません。
以下、月経中と前の女性の不具合を列挙しておきます。
1、月経中には、ほとんどの人が下腹部痛や腰痛などに悩まされます。
特に出産経験のない人は、月経血の通り道である子宮頸管が狭いので、痛みを感じる場合が多いのです。
痛みの程度は個人差が大きく、激しい痛みで、仕事や家事など日常生活にさしつかえるような場合は「月経困難症」と呼ばれます。
2、月経が始まる10~7日前からイライラや頭痛、むくみなどの不快症状に悩まされるのが「月経前症候群(PMS)」です。
こうした症状は月経が始まるとともにおさまります。
原因としては、この時期に分泌される黄体ホルモンが原因と見られています。
主な症状には次のようなものがあります。
・イライラする、気分が落ち込む、興奮しやすい、怒りっぽい、集中力がない、頭がボーッとするなど
・乳房が張る、乳首が痛い、顔や手足がむくむ、体重が増える、頭痛、下腹部痛、腰痛、のぼせ、冷え、便秘、吹き出物など
3、月経以外で、性器から出血した場合は「不正出血」と呼ばれます。
心配のない出血から、病気が原因の出血まで、いろいろなケースがあります。
・機能性出血
ホルモンの分泌異常が原因で起こる出血で、不正出血で最も多いのがこのタイプです。
思春期や更年期などに多く見られます。
・排卵期出血
月経と月経の中間あたり、排卵の頃に出血するもので、「中間期出血」とも呼ばれます。
出血量は少なく、1~3日でおさまります。
生理的なものなので心配はありませんが、ほかの原因で起こる出血と混同しないことが重要です。
基礎体温を測って、排卵の時期を確認しておきましょう。
・病気が原因の出血
原因となる病気は、子宮腟部びらん、子宮頸管ポリープ、子宮頸がん、子宮体がん、子宮筋腫、子宮内膜症など。
下着に血がつく程度の場合もあれば、ごく少量の出血が断続的に見られる場合など、出血のパターンはいろいろ。
特にがんの場合は早期発見が大切なので、たとえ少しの出血でも婦人科で一度検査してもらいましょう。
・その他の出血
セックスのあとで出血することもあります。
これは、セックスの刺激で腟の粘膜などに傷がついて起こるものや、他にも子宮腟部びらんや子宮頸管ポリープ、子宮頸がんなどの病気があると、出血しやすくなります。
>おりものは少なくなるのでしょうか?
おりものの量は、女性ホルモンのひとつである卵胞ホルモン(エストロジェン)の分泌に比例します。
初経の頃、卵胞ホルモンの分泌がはじまると、おりものもたくさん分泌されるようになります。
月経が安定し、規則正しく来るようになると、排卵の頃(月経と月経の中間あたり)には、卵胞ホルモンの分泌が多くなるので、おりものの量が増えるのがふつうです。
この時期に、卵の白身のような粘り気のあるおりものが多く分泌されるのは、ごく一般的なことなので心配ありません。
そして、次の月経に向かうに従いおりものの量は減って行きます。
>体温は36.6です。高温期でしょうか?
基礎体温を測る女性体温計は、100/1度まで測定できます。
36.6℃ではなく、36.60℃と測定できます。
高温期と、低温期の体温差は0.3~0.5程度しかありません。
その為に、100/1℃まで測れるようになっているのです。
36.6度と聞いてきたことから判断して、婦人体温計ではなく普通の体温計で測ったのではないでhそうか?
それでは正しい基礎体温は判りません。
日本の婦人体温計は世界一の品質です。
少々お値段は高いですが、1本買っておけば一生使うことが出来ます。
基礎体温を測るのは面倒くさいことですが、測り慣れて習慣化すると、それほど苦痛ではありません。
それよりも、自身の身体のことが理解できるようになり、女性にとっては何者にもかえがたい貴重な情報になります。
是非、測ることをお勧めします。
ちなみに、測り忘れがあっても、あまり気にしないことが測定するコツです。