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外国人が思う日本語のイメージは?
- 多くの日本人が、某北の国のニュース映像の過激な発声を聞いて気分が悪くなると思うのですが、逆に日本語はどうなのか?ということが、最近知人との間で話題になります。
- でも現実に自分たちは幼い頃から日本語に慣れ親しんでしまっているので、いくら話し合っても結論が出ません。
- 出身国、過去に住んでいた国の名称と、日本語へのイメージを教えてください。
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幼い頃から…ではありませんが、一時期フランスに住んでいたことがありますし、CA候補生としてアメリカで長いこと研修を受けたり、実際に搭乗したり、その後は海外担当のOLとして、アメリカやヨーロッパ各地を回ったといった、ややバラバラな経験ならあります。 アメリカやヨーロッパ各国の人たち、とりたてて、日本語を嫌ったり、不快感を覚えるといった感じを受けたことはありません。 ただ、彼の地にあって、わたし自身が感じるのは、どこか流れるような彼らの言語の中で、やたらアイウエオの音がはっきりした、どこかキンキンした日本語独特の響きが、ひときわはっきりと耳に入ってくることです。 「ネエネエ、チョットー○○チャン、ホラ、ミテヨミテヨ、ウワ~、ヤダ、アレッテサー、エッフエルトウジャンヨ~、ネエ、チガウー、ソーデショー」 どこか静かなパリの街中で、突然こんな黄色い大声が聞こえてきたりします。声の大きさは彼女たちの喜びと興奮の証し、感激のあまり、つい叫んでしまうのでしょう。 ですが、どちらかというとボソボソしたしゃべり方のパリジャンたちの中では、こうた日本語独特のポキポキとカドの立った発声はひときわよく、あたりに響くのです。 そんな、不思議な響きに、つい振り返るパリジャンも居ないわけではないけれど、でも彼ら、そんなにあからさまに不快感を見せるわけでもない。 アメリカもそうです、そうかい、あんたら日本人かい、トキヨー?、ヒロシーマ?、彼らもまた、ほとんど好き嫌いを顔に表しません。 そこで、親しくなった人に聞いてみたことがありました。日本語は聞けば、ああ日本語だとすぐ分かる、いや、別に不愉快じゃないよ、だって、パリには世界中の人種が住んでるんだからね…。 でも、それも今日だからのこと。先の戦争の頃、わが家の曽祖母の妹に当たる人、アメリカ国籍を取ってサンフランシスコに住んでいたのですが、開戦後は、日本語を話すヤツ…として、とても嫌われたと言います。戦争の終わりごろには、日系人はユタ州のキャンプに集められて不便な一時期を過ごしたと言います。 でも、アメリカはやはり偉い、つい近年のことですが、曾祖母の家族にちゃんと大統領から謝罪があったそうです。 日ごろは、そりゃ多少は奇異に感じながらも、それほど嫌悪感を感じるでもない日本語、それだけ日本人が世界中に広く進出している証拠なのでしょう。そしてまた、日本人はとても深い独特の文化を持った優れた国民、そして、とても礼儀正しい…、かれらがそういったイメージを抱いているからこそ、日本語も嫌悪感なく受け入れてくれているのだと思います。 そう考えると、わたしたち日本人こそ、この日本の良いところをもっと大切にしなくては…と思ってしまいます。 ただ、わたしが知る限り、アニメはどれもその国の言葉で吹きかえられていました。
お礼
回答ありがとうございます。 フランス等の他のプライドの高そうな国の人でもそういうイメージを持っているんですね。 日本人は礼儀正しいとよく外人が言いますが、ブラックジョークでもあるんじゃないか?と疑うことが多かったので、なるほどと思いました。