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欠けた歯の放置
現在、詰め物が取れて1~2年の歯を治療中です。上の犬歯が欠けたので、特に使うのに不便はなかったので、治療に行かずにいました。 欠けた歯を放置すると、歯の防衛反応でしみないようになり、長く放置しておくと歯髄がどんどん小さくなり、死んでしまうこともあると、歯科医から説明されました。 実際、歯の詰め物が取れた歯は、最初のうちはしみましたが、だんだんしみなくなり、これが歯の防衛反応だったのか、と思いました。 昨日治療して金属を付けた歯は、金属は熱伝導が高いので、最初のうちはしみるかも知れないけどだんだん大丈夫になると、歯科衛生士さんから説明を受けました。 これも歯の防衛反応だと思いますが、ちゃんと治療しても歯髄によくない影響がおこるのでしょうか? あともう1本の犬歯も治療予定ですが、笑うと金属が見えるので、できたら治療は伸ばし、今部分的に付いている白い詰め物(ハイブリットインレー)でなんとかもたしたいと思っています。 治療によってまた歯を削り、また歯の防衛反応で歯髄に悪影響を与えるなら、今のままでいいのかと。 歯科医にも相談してみますが、その前に別の方の意見も聞きたいと思いますので、よろしくお願いします。
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>ちゃんと治療しても歯髄によくない影響がおこるのでしょうか? 装着時に、衛生士さんが「最初はしみるかも」と言われていますので、 生活歯(神経を取っていない歯)でしょうか? 歯の神経があると、適切に治療しても刺激によってしみることがあります。 普通の歯でも、氷を食べると歯がしみることがありますが、 生活歯のかぶせでは、それが顕著に出ることもあると思ってください。 しみる痛みは、通常は時間の経過で少なくなります。 これは、歯の中の神経(歯髄)に第2象牙質ができて歯髄を守る防御反応で、 悪影響とはいえません。 刺激によって歯が知覚過敏の痛みや自然死(歯髄壊疽)することもあります。 この場合、痛みが強い・根元が腫れた・レントゲンで異常がある などの 症状があるので、再度の処置が必要になることもあります。 痛みが続いたり、強く痛みを感じる時は歯医者さんに相談してください。 ただし、神経を取ると歯は弱くなります。 「しみる」と言われる苦情を嫌って、かぶせの全ての症例で神経を取る 歯医者さんもいます。(考え方が間違っているわけではありません) 生活歯でかぶせて異常があった場合、結局は神経をとることもあるので 二度手間かもしれませんが、質問者様の現在の担当医は「歯を守るため」と 考えて神経を残す試みを行っているので、私は間違っているとは思いません。 一度取った神経は戻ってこないのです。 >もう1本の犬歯も治療予定です 詰める部分の大きさによりますが、上の歯で笑うと金属が見えるのは、 犬歯に入れた金属の部分的な詰物でしょうか? 今回つめられた「金属を付けた歯」は、金属のかぶせの見える部分に レジンというプラスチックを貼り付けたレジン前装冠と思います。 金属部分は内側だけなので、上の犬歯ではあまり目立たないはずですが、 その部分が見えるなら、もう1本も金属が見えるかもしれません。 ただ、残念ながら欠けている部分が大きければ、かぶせる必要があります。 ところで、下の前歯なら開口時にこの金属部が見えることがあります。 (装着時は気にならなくても、歯磨きで見えて気にする人が多いです) 個人差もありますが、日常で会話時などに見える部位は上下で異なります。 上の場合は第2小臼歯までは注意が必要ですが、 下の場合だと大臼歯の咬合面(かみ合わせ)でもかなり見えてしまいます。 歯医者さんに「この部分ならあまり見えないはず」と言われても、 意外と金属が見えることがあります。、 見た目が気になるなら、鏡で確認されることを勧めます。 欠けている部分が小さい場合、ハイブリッドインレーでもよいのですが、 インレー形式は維持のために箱型形態にする必要があるので、 普通に白い詰め物(レジン充填)でも可能な場合もあります。 詳しくは、担当の先生に相談してください。 とにかく、歯に穴があいた状態だと、むし歯の進行が早くなる傾向があり、 痛みが出てからの治療は、治療が長引いたり、経過がよくないことも多く、 歯が少なくなると、さらに歯が弱くなります。 特に犬歯はかみ合わせで非常に重要な働きをします。(犬歯誘導といいます) しかも、最後まで残ることが多い歯です 問題が小さいうちに治療された方がいいと思います。 長くなりましたが、おだいじになさってください。
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>金属を付けた歯は、金属は熱伝導が高いので、最初のう >ちはしみるかも知れないけど メタルインレーをかぶせられたのですか? >ちゃんと治療しても歯髄によくない影響がおこるのでしょうか 根管治療がしっかり施術されておれば、心配する必要はない と言えます。 思ったより早くダメになる原因は体質にあるのではと思います。 >あともう1本の犬歯も治療予定ですが 犬歯はガッチリした歯です。せめて一生残しておきたいと考え るのですがネェ。 この歯の歯冠部の状態はどのようになっているのですか? >白い詰め物(ハイブリットインレー)でなんとかもたしたいと思 >っています。 何を言っても、歯には治療のタイミングがあります。 タイミングを逃がすと歯がポロリと抜けてきます。 半分かけている。欠けていないが歯の裏側に虫歯がある。 この状態により治療方法が違ってきます。 歯の状態(神経の有無など)が分からないので、推測になりま す。 神経があるときは、抜髄してメタルコアを作って、保険内が希 望の場合レジン前装冠になります。 隣の側切歯、中切歯が健全歯の場合、その歯の色に合わせ、 摩耗・変色のない物を希望される時は、セラミッククラウンがベ ストな選択です。 >笑うと金属が見えるので、 笑ったとき気になる歯は左右の第一小臼歯までです。 犬歯は当然この範囲に入りますね。 >また歯の防衛反応で歯髄に悪影響を与えるなら 根管治療をしっかり行い、メタルコアの材料に18~20カラット 金合金を使われたら良いと思います。 被せ物は、白金加金、20カラット前後の金合金の硬さは元の 歯の硬さに近いと言われていので20カラット金合金を使用す る方法もあります。 噛んだ時の感触が良い、歯髄に悪影響はない等の長所があ りますよ。
お礼
歯髄に悪影響はないと知り、安心しました。 歯科医には、欠けた歯を放置すると、歯の防御範囲で第二象牙質(そのときはこういう名前では言ってませんでしたが)ができ、根っこの治療をするときに根元までいけないことがある、慢性的に神経が死んでしまうこともあるといわれたので、しみなくなる→神経に悪影響?と思い込んでいました。 いろいろ説明してくださり、ありがとうございました。
お礼
歯を欠けたままにしている悪影響を、歯科医から説明を受けましたが、そのときより今回の回答ですごくよくわかりました。 欠けた歯は、左右の犬歯と書きましたが、その奥の5番目の歯でした。間違ってすみません。 しかし、犬歯が重要な役割をすることがわかり、よかったです。 左の上の前から5番目の歯は、ハイブッリットインレーが欠けてしばらくたちますが、痛みはなく、歯科医から神経に異常があるとも言われていないので、今のところ一安心です。 わかりやすい回答、ありがとうございました。