CPU自身には、それらを認識するための認識番号が組み入れられています。
ですから、その情報を読み出し、資料と照らし合わせることで
CPUの種類が正確に導きだされます。
ただし、EeePC 4G-Xのように、本来の性能よりも
CPUの動作クロック周波数が、より低く作られていた例もあります。
ですから、実際の動作周波数は、計測プログラムによって判別されます。
その結果としては、多少の誤差が出ることもめずらしくありません。
厳密であることよりも、計測処理の負荷が軽いことや
短時間で終わることを優先するためです。
この程度の差は誤差で、本来の性能で動いていると考えられます。
なお、パソコンの性能は、動作クロック周波数が目安の一つですが
それ以外の要素に、大きな影響を受けることも多く
実際には、動作周波数を気にしてもしかたがないことがあります。
また、CeleronシリーズのCPUは、同じブランドを使い続けていますが
その間に、主力CPUは、Pentium,II,III,4,Core(2),Coreiと6世代変わっています。
Celeronは、時代時代の主力CPUの技術を元に
キャッシュメモリーの縮小や動作周波数などの制限などを設けて、低コスト化されたものです。
そのため、一口にCeleronの2.2GHzと言っても、性能を判断することは困難で
非常にややこしいものとなっています。
Pentium4からCoreへの、大幅な改革もありましたから
CeleronDやPentium4の2.4GHzより、Celeron900の2.2GHzのほうが、格段に高性能です。
しかし、Pentium4でHT対応のものとの比較であれば
処理内容によると思います。
Celeron900はしょせんはシングルコアHT無しのCPUですから
Atomでさえデュアルコアが一般化した現在では、古いCPUということになります。
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