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なぜHPはインクジェットプリンタを作れるのか?
有人宇宙ステーションを実現した中国でも、日本を叩きまくりの韓国も、親日派の台湾も、 唯一作ることができないモノ。 日本にだけしか作れないもの。 それが「インクジェットプリンター」 って聞いたことがあります。 たしかにサムスンもASUSもLenovoもインクジェットプリンターだけは作ってないですよね。 まあ、ソレを言ったらパナソニックもシャープもソニーも作ってないですが。 キャノンとエプソンの世界的発明って言われるぐらいの特許なんでしょ? 素朴な疑問で何故HPだけが製造販売できているのでしょうか?
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インクジェットの歴史は 1970年代 IBM から始まりました。シーメンスを経て、その後 1980年代にHP、キャノン、Lexmark が熱方式を採用して発展しました。エプソンはピエゾ方式を使っています。HP の最初のプリンター (1988年) は家庭用に市販された最初のインクジェットプリンターで、1千ドルしたそうです。 http://www.castleink.com/_a-inkjet-printer-history.html HP は歴史のある会社で、計算機/パソコン、半導体、プリンター、計測器などを手がけて来ています。 プリンターは日本勢が写真画質に特化しているのに反して HP は業務用のイメージが強い気がします。私は手前から紙を挿入も排出も出来る狭い棚に入る型が気に入りました。 計測器関係は分社化してアジレントと名前を変えていますが、半導体素子の測定では業界一の会社です。 韓国、台湾は機械的な組み立てだけで出来る完成品(パソコンやTV)は強いのですが、そのために必要なこまごました部品あるいは製造装置を自身で作る力がまだ強くありません。インクジェットプリンターのインクジェットの部分はプリンターの核となる部品ですが、そういう部品は韓国、台湾は得意でない(まだ技術力がない)とご理解ください。パソコンやTVにも多数の部品が必要ですが、多くの部品を日本から買っています。日韓貿易はつねに日本が黒字なのはそういう完成品と部品との関係があるからです。日本はとても産業の裾野が広いのです。また米国はものつくりでは日本に負けているようなところがありますが、技術をリードして来た先輩でとても馬鹿になど出来ません。
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- samtomsan
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私は単にHPの機器のユーザでしたが、日本の測定器メーカが自社の測定器の性能などを調べるのにHPの測定器を使っていたのは有名な話です。 HPの歴史は下記で見ることができますが http://h50146.www5.hp.com/info/company/abouthp/histnfacts/timeline/index.html 1980年代や http://h50146.www5.hp.com/info/company/abouthp/histnfacts/timeline/hist_80s.html 1990年代 http://h50146.www5.hp.com/info/company/abouthp/histnfacts/timeline/hist_90s.html を見るとコンピュータの分野でもいかに進んでいたかが分かります。
お礼
ありがとうございます。 横川ヒューレットアンドパッカード っていう社名がありましたものね。
- samtomsan
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日本がまだカラードットプリンタ(エプソンやNEC)だった頃にHPは既にインクジェットを発売していましたよ。 ただし、マッキントッシュ用で、月給一か月分では買えないほどの値段でしたが。 マッキントッシュを使っていた人はHPのカラーインクジェットのプリンタを(無理して?)購入して悦に入っていた時代です。 むしろ、HPの成功を見て日本のメーカーが追いかけたのではないでしょうか。
お礼
昔はインク代だけでA4一枚何百円もかかってた、とか聞いたことがあります。 まあ、いまでもインクの高さにはまいりますが。 HPは歴史があるのですね。
エプソンがピエゾ方式に対して HPはサーマル式、その一年後に キャノンが自社開発のサーマル式でHPに追随。 レックスマークもサーマル式ですし、 一概にインクジェットと言っても 方式の違いではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 HPも独自の技術を持っているのですね。
お礼
ありがとうございます。 HPは安いPC組み立てて売ってる、みたいなイメージがありましたが、侮れませんね!!