厚生労働省の出生に関する統計によると、
一人目の赤ちゃんのうち、妊娠期間>結婚期間である、およそできちゃった婚っぽい人の割合は、
昭和55年に10%程度であったものが、平成9年には20%に達し、ここ数年は25%程度で安定しているようです。
夫婦が若いほど、その割合が多いそうです。
ただ、これは婚姻に対する割合ではなく、出生した第1子に対する割合であることが注意書きされています。
つまり、できちゃった婚が増えた、以外の理由でこの%を増加させる因子として考えられることは、
・事実上の婚姻関係にありながら、婚姻届の提出が極端に遅れた場合
・晩婚のため第1子をもうけない夫婦が増えた場合
・医療が進歩し幼弱な母親から生まれる未熟児が死産に至らなくなった場合
他にも、結婚式は準備に半年~1年かかりますが、晩婚化が進み早く子供を作る必要がある場合、その1年が惜しいために結婚の前に子作りを始めることも考えられます。
いずれにしても少子化ですから、結婚してようとしてまいと、子供はどんどん生んでもらいたい、というのが本音ではないでしょうか。