- 締切済み
コーディングの勉強法
コーディングの勉強を一からしたいと思っています。 近年おすすめの本などありましたら教えてください!!! 正確に申しますと、 私はHTML時代にWEB制作でコーディングに関わっており、 時代がスタイルシートに移行した時もしばらくはコーディングをやっていました。 ただ、その後長い間ブランクを経てしまって、 ほとんど忘れてしまいました・・・(WEBデザインは続けていたのですが) それに、今はHTML5とか言ってますね・・。 こんな状況ですが、もういちど勉強しなおして使えるようになりたいと思っております。 どうぞよろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
私の知る限り、そのような本はありません。あるはずもないのです。 私も以前そのような本に関わったことがあるので・・ そもそも、HTMLはコーディングとは言わずにマークアップといいます。Hyper Text Markup Languageは文字通り、リンク機能を持つマークアップされた文書を作成するメタ言語です。ここで言うマークアップとは、文書をそれを構成する要素に分解して、それぞれの要素をタグを用いてマークアップするものです。言い換えれば文書の構造をマークアップするもので、コーディング---これにはデザインするという意味が含まれている---ものではありません。 十数年前の1999年12月にHTML4.01が勧告されたときに『構造とプレゼンテーションの分離 ( http://www.asahi-net.or.jp/%7Esd5a-ucd/rec-html401j/intro/intro.html#h-2.4 )』が最大の目的でした。そのため、 「HTML文書を作る場合には、この仕様における、他のDTDセットではなく strict DTD に適合する文書を作るよう推奨する。」 「一般的に言って、スタイルやフォーマットを整えるためには、HTMLのプレゼンテーション属性ではなくスタイルシートを使用すべきである。スタイルシートによる代替が可能なHTMLのプレゼンテーション属性は、推奨しないこととなった。」 いずれも、4.1 定義 ( http://www.asahi-net.or.jp/%7Esd5a-ucd/rec-html401j/conform.html#h-4.1 )より引用 そして、現在HTML5が勧告に向けて準備されていますが、HTML5では、よりこれが明確になってHTMLには文書構造しか表せません。そのためにHTML4.01では、 「DIV要素とSPAN要素は、id属性及び class属性と併用することで、文書に構造を付加するための一般機構を提供する。」と遠まわしに書かれて、実際にはclassやid、divが文書構造ではなくデザインのために使われていた反省から、本来期待されていたclass名やid名が「新しい要素 ( http://standards.mitsue.co.jp/resources/w3c/TR/html5-diff/#new-elements )」として独立しました。 この「HTML5 における HTML4 からの変更点 ( http://standards.mitsue.co.jp/resources/w3c/TR/html5-diff/ )」は、HTML4.01strictを身につけていると、これだけで基本的なHTML5の書き方は理解できると思います。 ずばり!!言うと、とっても簡単になります。なぜなら、HTMLは文書構造だけをマークアップすればよいのですから・・そのかわりオーサリングツールには、手も足もでなくなりますね。すなわち文章を読み取って内容を理解して、文書をそれを構成する要素に分解して、最適なタグを選択するのは、ヒトで無いとできないのですから。 以前、「(CSS)画像が完全に右端に寄りません・・・ - Webデザイン・CSS - 教えて!goo ( http://okwave.jp/qa/q7440223.html#a6 )にて、サンプルのHTMLを掲載しましたが・・HTML部分は、 <body> <div class="header"> <h1>サンプル</h1> </div> <div class="section"> <h2>本文見出し</h2> <p>テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト</p> <p>テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト</p> </div> <div class="footer"> <h2>文書情報</h2> </div> </body> たったこれだけです。・・・ 元に戻りますが、私は特別な書籍を読んだわけではありません。シンプルに各仕様書を目を通しただけです。仕様書なら書籍の数分の一で、しかも適切で正確な内容が書かれている。私の経験から--仕様書の存在を知らないときにしか本は書けない。その存在を知っていたら、あるいは仕様書を理解していたら、わざわざ書籍なんて読まなくても済むのですが・・ いずれにしてもHTML5は、HTML4.01strict--trnsitinalやframesetじゃない---の改訂版ですから、まずHTML4.01の仕様書を隅々まで読んで理解しましょう。それが一番の勉強になるでしょう。 ★HTML 4.01 Specification (ja) ( http://www.asahi-net.or.jp/%7Esd5a-ucd/rec-html401j/cover.html#toc ) ★HTML5 ( http://www.w3.org/TR/html5/ )--英文 ★REC-CSS2 邦訳 ( http://www.swlab.it.okayama-u.ac.jp/man/rec-css2/cover.html ) ただし、現在ウェブ標準のCSSはCSS2.1ですが、よい邦訳が無いので Cascading Style Sheets Level 2 Revision 1 (CSS 2.1) Specification ( http://www.w3.org/TR/CSS2/ )--英文 と「変更点(CSS2.1 Appendix C 邦訳) ( http://www.d-toybox.com/spec/CSS2.1/appendixC/ )」 仕様書を隅々まで読むことから始めましょう。必要なときに、すぐめくれるように。 プレゼンテーションは、スタイルシートの仕様書を読んでください。