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カブトムシのサナギに1.5mmくらいの白い虫が…
本日、飼育していたカブトムシの幼虫がサナギになりました。 観察用ケースなので蛹室が見えるのですが、先ほど覗いたら白い丸っこい虫が4匹くらいサナギについていました。 成虫につくダニや、ケースに繁殖するような小さなダニではなく、結構大き目の虫でした。 これもダニの一種なのでしょうか? それとも、寄生虫でしょうか? 蛹室から出して取り除いてもいいものか、悩んでいます。 さなぎもかわいそうですし、気持ちが悪いので、できれば取り除いてしまいたいです。 お詳しい方、お知恵を貸してください。
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見覚えがないので寄生虫かもしれません。寄生バチにはカブトムシに寄生するものもいるそうです。もっともこの場合幼虫の体内に寄生するので、蛹になったのが不思議です。従ってなんなのか分かりません。屋外に出していたなら外虫にやられることもあるでしょう。 蛹までなれたということは、寄生虫はこれから襲うところかもしれません。念のため除去した方がよいでしょう。除去の方法ですが、蛹を蛹室から取り上げなければなりません。まだ蛹は柔らかいので、オスの角を折らないように慎重に出さなければなりません。本来はもっと固くなってから暴くのが理想ですが、今回は緊急を要するのでそれなりの方法を用います。 観察用のケースということは筒状の、幅の小さいケースの筈です。幅が小さいケースに1~2匹入れることによって、蛹室は壁寄りに作られるから外から見えるという仕組みです。その場合、まず筒を横に向けます。次に蛹室上面のマット(土)を手で取り除いていきます。この時、破壊した天井が蛹室の中にこぼれ、蛹室を埋めてしまうのを防ぐことがコツです。どちらかというと、90℃より心持下に傾けてもいいです。手で、蛹がこぼれてきても受け止めるようにしましょう。天井を抜くときオスの角に指が触れる可能性が大きいので、ここを優しくして角が折れないようにしましょう。天井が抜けたら、そのまま筒を傾けて慎重に蛹を出し、手で受け止めます。そしてそのまま崩したマットに寝かせて、ピンセットあたりで寄生虫を取り除いていきます。その時、寄生虫がすでに蛹の皮を食い破っていたら、蛹は死にます。そうでなかったらセーフです。寄生虫が取れたら、出したときと同じように横向きから慎重に蛹を蛹室に戻して行きます。 天井をくりぬいた蛹室を露天掘りと言います。これは蛹化羽化の観察に最適な手段であり、安全に羽化出来る方法の一つです。 ケースが筒状ではなかった場合や、同じケースに他にもオスが蛹室を作っていた場合。ケースを立てた状態でも露天掘りは可能です。表層のマットを優しく、ある程度取り除いて行くと、なんとなく硬くなっている部分につきあたります。そのあたりをこすると空洞の響きがあります。これが蛹室の天井です。なるべく天井の部分を凸状態にしておいてナイフなどで横に切って行きます。天井が抜けたらナイフではね上げるように天井を取り除いていきます。多少の崩落は問題ありません。充分天井が広がったら、やはりケースを傾けて蛹を取りだす必要があります。他の個体が角を折らないように、ケースの傾きを90℃以内にします。対象がオスなら、角を持って引きずり出します。出口に脚が引っかからないように注意します。対象がメスなら、マーガリンのさじなどを背中の下に滑らせて何とか出します。他の蛹がメスなら、角が折れる心配がないのでケースを90℃以上傾けても問題ありません。
お礼
細かくご指示くださり、有難うございます。 屋外には出していなかったので、アレが何の虫だか判らないのが気持ち悪いです; 蛹室を壊さないように頑張ってみます。 有難うございます!