まだEメールでお報せを受信できる体制のままでいらっしゃるかな。
補足を今、読ませていただきました。18年も心療内科に通っても今の状態ですか。正直驚きました。
それでも医者は医者でやっていけるんですねぇ。。。驚きです。
補足を読ませて頂き、私のクライアントだった一人の男性のことを思い出しましたよ。
その男性は女性と結婚しており、成人した子供さんも居た50歳に差し掛かる段になって突如離婚をし、一人の愛する男性と暮らし始めたのです。自分はホモセクシュアルであるとついに自覚し、思うように行動したわけです。離婚は大変円満で、20年近く経過した今でも元の奥様は無二の親友。毎日電話しあう仲ですよ。
本人が言うのには幼少期より相当な葛藤の日々だったようでした。先ず、小さい頃から『オトコの子なんだからシッカリしなさい』『オトコの子なんだからそんな女々しいことでどうする!』と生まれた性のまま育てられる過程で、既に食い違いが発生。しかし自分でも『俺はオトコなんだから』と自分で自分の尻を叩き、男らしくあるために軍隊にまで入隊し、世間様並になろうと子作りもし結婚もし、とあくまでも生まれた性と同一の『男性』として生きようと努力してきたわけです。ここで問題なのは"努力、それも相当な努力”をしなければ、生まれた性と同一の生き方が出来なかったという点です。そこに気がつけばもっと早く答えは出たはずなんです。普通、そんな無理しなくとも、それこそ普通に生きていれば生まれた性とその後の生き方は自然とマッチするものですから。
ところがある日を境に全てが虚構の世界だったことに彼は気がついてしまった。一度気がついたら、もう誤魔化しの継続もできない。残りの人生も考えて、まずは当時の奥様に相談し、数ヶ月もの長い話し合いを得た後完全な理解を得た上で、"本来の自分=ホモセクシュアル”として第二の人生を生き始めました。紆余曲折の後、やっと『無理してオトコを演じなくて良い人生』を歩き始めたわけです。幸せですよ、現在彼は。人が変わったように作り物ではない、心からの笑顔で近況を話してくれます。
質問者さんがこの実話を読まれて気がつかれることがあれば。
残りの人生、自分らしく生きてみるのも一つの道かも知れませんね。周囲の理解が得られれば何も言う事はないのでしょうが、世の中そんなに上手いこと行くケースばかりではありません。質問者さんが自分らしく生きることを選択される上で、確実に誰かを不幸にするかもしれない。いや、その確率のほうが高いでしょう。日本女性でこれを理解できる人はかなり低い%だと思われますから。子供さんはいらっしゃるのかしら。もしいらっしゃるのであれば、子供さんの年齢も問題になることでしょう(年代が上になればなるほど理解できる可能性もあがります)。
それでも本来の自分の生き方を見つけ、突き進んで生きたいのか。または、今までのように我慢と虚構の生活を継続・維持していきたいのか。
生まれた性のままに生きて、貴方は決して幸せでないと補足を読んで理解できました。話が女装だけで済むのなら奥様にその点だけの理解を求めることも可能ですが、恋愛対象までが男性となると奥様には理解できない範疇にはいることになると思われます。
私はこう考えるのです。
人は先ず自分自身が幸せであるために生まれ、そして生きます。それが余計なものを取り去った(仕事で成功するとか、金持ちなるとか)本来の人生の意味です。そしてやがて、自分だけの幸せに満足がいった段階まで来て、次の段階としてかけがえのない自分以外の人達との幸せを考えるようになります。カップル単位であり、家族単位ということです(←本来はこれが理想だと思うのですが、相手に幸せにしてもらおうとか他力本願が結婚の目的として未だに多々あるので、その後に揉めることになるのだろうと感じています)。貴方は無理をして自分を曲げてきた結果、ちっとも幸せじゃないどころか健康まで崩してしまいました。そこをどう考えるのか、です。それでもいいのか。それともここで、一気に世界を変えてみるのか。
クロス・ジェンダーに詳しい医師に相談してみるのも手だとは思いますが、どんな名医にかかろうとも貴方以外の誰にも解決できない問題ですよ。
貴方の人生、貴方の生き方であり、そしてとどのつまり貴方自身の幸せの問題なのですから貴方が決めるしかないです。
結婚する前に気がつく、熟考するべきだったことは確かです。これを話した時の奥様のショックを考えると。。です。しかし私の知る限り、多くのクロス・ジェンダーの方々が、なんとか"まともに生きよう”と世間体にそった"まともな生き方”つまりクロス・ジェンダーの方々にとっては大変無理な努力をしてきた暁に結果、最終的になんらかの形で爆発しています。その前に手を打つべきなのでは?
大体"まとも”ってなんでしょう?多くの場合、それは多数決に過ぎないと私は考えています。多数決から外れると、即"おかしな変態”呼ばわりされるのは何処の文化でも同じなんですよ。なぜなら人間とは、理解できないものを忌み嫌う性質の呪縛から解き放たれないまま生き、そして死ぬのが大半だからです。
どうか世間のあれこれだけに惑わされませんよう。ストレートな人なら幾ら女装をしても、そのことで精神の落ち着きを感じたり、女装をしなくなった途端に自分を見失うようなことにはなりませんよ。
補足を読ませて頂いて答えは明らかであると私は感じました。
お礼
一度、医師に相談してみます。 ご回答ありがとうございました。
補足
大学時代から独身時代まで女性の服装をしていましたが、気分が晴れました。 結婚して女装を辞めた途端に精神的に不安定になり、入院したり、18年間心療内科に通院しています。 私のこの性質はなんなのでしょう。