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輪るピングドラム最終回についての質問です。

今更ながら、最近ようやく輪るピングドラムを全て見終わりました。 そこで質問なんですが、最終話で晶馬くんが苹果ちゃんに「ありがとう、愛してる」と告白じみたことをしていますが、晶馬くんっていつから苹果ちゃんのことが好きだったんでしょう・・・? アニメの中では特に晶馬→苹果のような描写が無かったように見受けられたのでとっても驚きました。 私が見落としてるだけかもしれないので、アニメ、小説、どちらでもいいのでもしよろしければその様な場面があれば教えて下さい。 よろしくお願いします。

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  • 345itati
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回答No.1

それは晶馬が苹果に「君は君だ、桃果じゃない」と言った台詞が決めてなのではないでしょうか。 晶馬は半分はとばっちりだったり、巻き込まれたりする形で苹果のピンチを幾度と無く救っています。 (池に落ちた苹果を助けて人工呼吸したり、 日記の半分を奪われて茫然自失の苹果を車からかばったり、 ゆりさんに・・・されそうになる苹果を助けに行ったり) なんだかんだ言って晶馬は苹果のことを放っておけない状態だったんです、ずっと。 晶馬は物語後半では苹果のことを疎んじるようになりますが、 その理由は、晶馬の親が起こした事件で苹果の姉桃果が失われてしまったから、 犯人の家族である自分と被害者の家族である苹果は一緒にいてはいけないということであり、 決して 「僕(晶馬)は君のことが嫌いだから一緒にいられない」 ということではありません。 晶馬はあくまで、自分は苹果を愛する資格は自分には無いんだと苹果に、 そして自分にも言い聞かせて来たんだと思います。 しかし最後には苹果が自分を呪いの炎で焼き尽くされても構わないから晶馬達の家族の絆、そして陽毬を救おうと してくれたことに対して初めて、 自分は苹果を愛してもいいんだと自分を許せたのだと思います。 そして我が身を犠牲にしてまで自分への思いを揺るがせなかった苹果に対して、 「ありがとう、愛してる」 と最後の言葉を残せたのではないでしょうか。

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