まず警察に被害届を提出しましょう。警察は被害届が提出されたら、現場
に行って現場検証を行います。その時に洗濯機の保証書を提出します。
保証書には洗濯機の型番等が記入されています。
犯人を甘く見ては駄目ですよ。鎖と南京錠でがんじがらめにしても、犯人
は簡単に洗濯機を奪って行きます。
鎖は金切鋸で簡単に切れますし、南京錠もハンマーで叩けば簡単に開いて
しまいます。鎖を壁に固定するには管理会社の許可が必要です。壁に穴を
開けてアンカーを打ち込まないと金具が付けられませんから、無断で穴を
開けると退去時に補修費を請求される事になります。
防犯灯は犯人に作業をしやすくさせるだけですから、センサー付き防犯灯
は効果はありません。防犯砂利もありますが、歩くとジャリジャリと音が
するので、他のアパートの住民の迷惑になるのは避けられません。
一番簡単で低料金で盗難防止をする方法があります。最近の小学生達は、
ランドセルに防犯ブザーを付ける事が義務化され、全国的に防犯ブザーを
各自で持っています。地域によって黄色いランドセルカバーと防犯ブザー
をセットで貰える所もあるようです。
文具店やホームセンターでも売られています。これを洗濯機の後ろに設置
して、洗濯機を持ち去ろうとしたらピンが外れ、相当に大きな音が鳴り響
きます。ピンを差さないと音は止まりませんから、この音に驚いて犯人は
洗濯機を取らずに逃げるはずです。
防犯ブザーの本体を両面テープで洗濯機の裏側に貼り付け、ピンに付いて
いる紐をアース線に結びます。洗濯機を動かせば轟音が鳴り響きます。
出来れば防犯ブザー本体は、瞬間接着剤で取れないようにした方が良いと
思います。洗濯機の裏側を見ると裏ぶたが外せるようになっています。
この裏ぶたの内側に防犯ブザーを取り付けるのも方法です。
防犯ブザーには色んな種類があり、内部にボタン型電池や単5型電池等が
入っています。出来れば防水型で100デシベル程度の物が良いですね。
値段は1000円前後で販売されています。
とにかく警察に被害届を提出し、管理会社と大家さんにも洗濯機が盗難に
合った事を報告しましょう。その後でアパートの住人に対し、防犯ブザー
を設置している事を伝えましょう。とにかく音は大きいですから、迷惑に
なる前に住民には必ず伝えるようにしましょう。