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カスタムIEMの遮音性をさらに高める方法

Jh audioの製品を使用しています。IEMの遮音性を高めるためユニバーサルイヤホンのスポンジを被せれたらさらにいいのではないか、と考えています。 何かお勧めのイヤーチップ(薄く低反発的なもの)、もしくはこんな風に工夫しているよ、なんての教えてください。 ちなみに、IEMに付属して「Comply Soft Wraps Plus」(下記アドレス参照)が付いていたのですが、粘着式なので、IEMがベトベトになるのを危惧してやめました。 http://www.jhaudio.com/product/comply-soft-wraps-plus

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回答No.2

A No,1 HALTWO です。 なるほど、既に Impressions は御使用なのですね。 では Impressions 以上の遮音性を望むのはまず不可能だろうと思います。 音は耳内の鼓膜が脳に音響信号を伝達しているのではなく、鼓膜に繋がった槌骨、砧骨、鐙骨という 3 つの音導骨を介して蝸牛と呼ばれる渦巻き状の音響検知器管に振動が伝達され、蝸牛で検知された音響信号が蝸牛神経によって脳に伝達される仕組みになっていますので、口や鼻、顔の皮膚などから頬骨を介して伝達される音響振動も蝸牛に到達して音として認識されてしまいます。 参考→ http://ja.wikipedia.org/wiki/蝸牛 最も簡単な Earphone の遮音法は Earphone の上から密閉型 Headphone を被ることであり、例えば SONY MDR-NC500 のような Noise Canceling 能力の高い Headphone の内側に緩衝綿でも入れて被れば最大の効果が得られるでしょうが、それでも耳部以外の身体から蝸牛に伝達されてくる音を遮断することはできません。 参考→ http://www.sony.jp/headphone/special/mdr-nc500d/ Headphone や Earphone を愛用されていらっしゃる方であれば知っている人も多いと思いますが、雪の降る真夜中などにどれほど騒音のない環境でも耳内からの血流音が 25dB SPL (Sound Pressure Level) 前後の音として聴こえてしまうもので、防音対策を施したものでもない限りは一般生活騒音 Level の下限は 40dB SPL ぐらいになる一方で、100dB SPL 以上の音圧は受ける時間によって聴覚障害を起こす確率が急上昇してきます。 このことから一般家庭で Speaker System を用いて聴収できる Dynamic Range は 100dB SPL - 40dB SPL = 60dB を限界として音量を絞ったり暗騒音が多い状況も鑑みれば 50dB 程度が限界であり、それ故に S/N 比 (Signal to Noise Ratio) が 50dB もあれば Noise を感じなくなるものですが、Headphone や Earphone では耳内血流音に近い低暗騒音 Level から耳が痛くなるほどの大音量に至る 100dB SPL - 25dB SPL = 75dB 内外の Dynamic Range を得られますので S/N 比 70dB 前後の Noise も感じ取れるようになります。・・・このため安易な設計の Amplifier を Headphone で聴収すると Volume Controller の位置によって変わる抵抗値に伴う Noise 感の変化が感じられたりもします・・・よほど真剣に聴き込まない限りは判らないものですが(汗)・・・ 遮音するということは外部騒音を耳内血流音の 25dB SPL 内外以下に抑制するということですが、100mm 以上の緩衝材によって 40dB 以上もの遮音性能を得られる防音室に対して僅か 10mm 程度の緩衝材による遮断しか行えない Ear Cover では 20dB の遮音も望めないでしょうし、上記 SONY MDR-NC500D の紹介にもあるように Noise Canceler 型 Headphone をもってしても 20dB 程度のようですね。・・・まあ口や鼻から伝達される音の減衰比も防音室には遠く及ばないでしょうし・・・。 参考 1→ http://www.dwall.co.jp/kiso/rc.html 参考 2→ http://yoshino-gypsum.com/sekkou/why/syaon/syaon02.html Canal 型 Earphone の場合は Impressions を施しても Earphone や Impressions そのものが音導骨代わりとなって生理騒音 (鼻息など)、運動騒音 (歩行振動など)、或いは Touch Noise (Cable の擦れ音など) が直接耳を介して蝸牛に伝達されることから、遮音性を追求することは Headphone 以上に難しいだろうと思います。

dfadgajow
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。なるほど、ですね。 ちなみに下記のような製品があるといいのですが、なかなか難しいですね。ありがとうございました。 http://www.jhaudio.com/product/comply-soft-wraps-plus

その他の回答 (1)

回答No.1

JH Audio 製品ならば JH5 Pro Custom などに Impressions (耳型) のような製品がありますが、遮音性を追求するのであれば補聴器でお馴染みの Impressions を付加するのが一番ではないでしょうか? JH5 Pro の Page http://www.jhaudio.com/product/jh5-pro-custom-ear-monitor を見ると Impression そのものですよね。 下記参照 URL に JH Audio 製品の Impressions を作ってくれる Shop の Link を記しました。 (Impressions の原型は補聴器屋さんか耳鼻咽喉科で取る必要があります) Impressions を取る方法、及び実際に Impressions 型 IEM を作られた方の Page は以下に記します。 http://ameblo.jp/custom-iem-imp/ http://jazpoder.blog101.fc2.com/blog-entry-163.html お近くの補聴器屋さんか耳鼻咽喉科で Impressions の原型を作って JH Audio IEM 用の Cover を作られては如何ですか?

参考URL:
http://www.e-earphone.jp/html/newpage.html?code=39
dfadgajow
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 質問内容がわかりにくくてすみませんでした。 質問の内容は、IEMの遮音性をさらに高める方法です。 実は、インプレッションを取り、JH13とJH16を持っています。 上記のリンクからJHAの製品付録でIEMの周りに低反発の素材を巻いてIEMの遮音性を高める事ができるのですが、国内で何か代用できる素材は無いものかと考えています。 また、余談ですが、インプレッションは、須山補聴器より赤羽補聴器が断然お勧めだと思います。 赤羽さんは、親切・丁寧・耳の奥深くまで採ってくれる・安いなど利点が沢山あります。

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