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作曲する際に♭や♯を多用する理由は?

♭や♯を多用している曲は数多くありますが、そのようにする理由を教えて下さい。坂本龍一さんの曲は♭が多いですが、例えば♭を6つ使っている曲を、全て半音上げて♭を無くしてはダメなのでしょうか。♭や♯が多いと、神秘的な雰囲気を表現できるなど何か具体的な理由があるのでしょうか?

みんなの回答

  • okqazzaq
  • ベストアンサー率14% (1/7)
回答No.2

作曲に携わっているものです。 ハ長調の曲と、変ニ長調の曲(♭6つ)では、雰囲気がだいぶ変わってきます。 これがどう変わってくるかというのは音楽を相当長いことやっていないと、わかりにくいところだと思います。 もう少し具体的にいうと、きらびやかさや華やかさ、緊張感などを出したいときには、♯の多い調で書いたり、逆にリラックスとか平和とか穏やかさなどを出したいときには♭の多い調で書いたりします。 ♭や♯が多いと神秘的な感じがしたり、また、わざと複雑にしているということはありません。 同じ曲でハ長調と変ニ長調の両方が聞くことができると、ちがいがわかるかもしれません。 なんとなくハ長調の方が硬くて、変ニ長調の方がまったりしていると感じるかもしれません・・・。

hakase611
質問者

お礼

やはり微妙な"雰囲気"の違いは出てくるものなのでしょうかね。フラット3つの調のコード進行が好きで、作曲する際にはその調を選んでしまいます。それらを転調して聞いてみるとなんとなく違うな~と、それこそなんとなくですが思っていました。周波数による違いによる感じ方の相違等の、科学的根拠を知りたいです。ありがとうございました。

  • -9L9-
  • ベストアンサー率44% (1088/2422)
回答No.1

私はアマチュアの親父バンドをしているアマチュアギタリストで、深い音楽的教養のある人のことを理解しているわけではありませんが、素人ながら作曲をしている立場から言えば、フラットやシャープが多いと、鍵盤楽器では曲が作りやすいのです。 シャープやフラットがついた音は黒鍵で弾くことになるので(例外はありますが)、白鍵を多用する曲よりも弾きやすくなります。黒鍵の構成はいわゆるペンタトニックであって、民族音楽でも基本的な音階であるように、多くの人にとってなじみやすい音階構成になっています。 音楽家の話を聞くと、個々の音程にはそれぞれ異なる色合いがあって、「ずらす」ということはその色合いを狂わすことであって許せないことだというようなこともあるようですが、ポピュラーの作曲家であれば、そういうことよりも曲の作りやすさや演奏のしやすさといったようなことのほうが重視されるのではないでしょうか。 なお、ギターでの作曲では、カポタストを使ったりバレーコードを使えばキーにかかわらず弾き方はほとんど変わらず、鍵盤楽器のように半音違えばポジションがまるっきり変わるというようなことがないので、フラットやシャープがいくらあろうとほとんど関係ありません。そのため、ギターで作る曲もシャープやフラットがつくことが多いのですが、鍵盤楽器のように黒鍵の配置に縛られたりすることはないので、シャープやフラットの数はあまり多くならないことが多いように思います。

hakase611
質問者

お礼

ありがとうございます。 >シャープやフラットがついた音は黒鍵で弾くことになるので(例外はありますが)、白鍵を多用する曲よりも弾きやすくなります。 黒鍵のほうが弾きやすいというのがよくわかりません。かつて6年間エレクトーンを習っていて今でもたまに演奏しますが、そのように感じたことが無いもので。。。 >音楽家の話を聞くと、個々の音程にはそれぞれ異なる色合いがあって、「ずらす」ということはその色合いを狂わすことであって許せないことだというようなこともあるようですが 私の質問の核心は、まさにここ ↑ の部分です。

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