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成績表の評価
成績表は 相対評価と絶対評価がありますよね? どっちがどういう評価かわからなくなって、今調べていたのですが、説明が似ている気がしてよくわかりませんでした。 高校では何点以上が5というふうに決まっていました。 テストの点数と平常点をあわせて0.8かける・・・か何かだったと思います。 これは何評価ですか? また、絶対評価と相対評価について教えていただきたいです。
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相対評価は、漢字の通りで、相手(自分以外)と比べた評価です。 たとえば、A中学校の中学2年生( 100人いるとします )Bくんがいるとします。数学で「4」の成績をとったとします。 そうすると、Bくんは、数学の順位が、A中学校の2年生で、上から8位から31位以内の成績と言うことがわかります。 つまり、全体の中での自分の位置が比較的わかりやすいのが相対評価です。 そのしくみですが、相対評価では、「5」と「1」は学年全体の7%につける。「4」と「2」は学年全体の24%につける。「3」は学年全体の38%につけると決められていたからです。 それなので数学「4」のBくんは、数学テストでどのような得点であろうと、学年で31位以上(7%+24%=31%)であることがわかります。 相対評価では、1点差でも「5」と「4」などにわかれることがあります。厳しいと思う生徒もいるでしょうが、高校入試は1点差で合否が分かれることもあるでしょう。 絶対評価は、何パーセントという決まりをなくした評価です。 A中学校の数学の先生がBくんは「5」の力があると判断すれば、「5」をつけることができます。理論的には、学年全員が「5」ということも可能です。 絶対評価にすると、学校現場が混乱するおそれがあるため、評定(5,4,3,2,1)をつける際に観点別評価(A,B,C)を基礎としています。これの詳細は省略します。 絶対評価は、現実には、担当の先生のさじ加減が入ります。A中学校数学で「5」の生徒が20人(100人中)いるのに、X中学では5人(100人中)しかいないということも起こっています。 >高校では何点以上が5というふうに決まっていました。 これは他の生徒との比較ではないので、絶対評価になると思います。 理論的には全員が「5」をとることも可能ですから。
混乱させる記述だったので,補筆しておきます。 >相対評価・・・ある特定のクラスまたは学校のなかで,できるほうか,できないほうか。 >絶対評価・・・全国レベルで,できるほうか,できないほうか。あるいは,「機械工学を専攻するために,数学・物理を満足に修得しているかどうか」とか,「高卒ならこれくらい知っていて当然」という評価。 「あるいは・・・高卒ならこれくらい知っていて当然」のほうが重要です。「全国レベルで,できるほうか,できないほうか」は相対評価になりますが,全国模試やセンター試験を「高校課程を満足に修得しており,大学にいくだけの学力があるかどうか」の判断材料とするなら,絶対評価といえます。全国規模の問題は,高校ごとの恣意的な定期試験※とは異なり,十分に吟味されています。ただし,大学の門戸は「競争」なので簡単に切れる問題ではなく,絶対的な学力不足でも行ける大学はありますがね。 ※「恣意的」とは,「うちの高校なら,このていどの問題で100点~10点くらいに分散するので,調査書に1~5がつけやすい」という配慮をしているということです。「高卒を名乗るなら70点以上が必要な問題を出す」とは考えていないでしょう。
- potatorooms
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絶対評価、というのは、全国の位置がどうとか、クラスや校内の順位がどうとか関係なく、純粋に、テストの点数だけで決める方法です。 相対評価、というのは、全国、クラス、校内に関わらず、ある集団の相対位置によって決める方法です。上位何%とか、偏差値とかが出てきたら、それは相対評価です。 ご質問の基準は、テストの点数の部分は、純粋に得点ですから、この部分は絶対評価です。平常点は、その付け方によって、相対評価にも絶対評価にもなります。クラスでこの点は何人まで、と決まっている場合、相対評価です。それに対して、一定の基準を満たせば(例えば、毎日出席して、課題も全部出せば)、その人は全員○点と決まっていたら絶対評価です。 全国とか学校内とかクラス内とかは、一切、この2つの基準を決めることには関係ありません。
相対評価・・・ある特定のクラスまたは学校のなかで,できるほうか,できないほうか。 絶対評価・・・全国レベルで,できるほうか,できないほうか。あるいは,「機械工学を専攻するために,数学・物理を満足に修得しているかどうか」とか,「高卒ならこれくらい知っていて当然」という評価。 >高校では何点以上が5 「何点」が定期試験の点数なら,相対評価でしょう。その高校の水準にあわせて問題がつくってあるからです。たとえば,「次の和文を英訳せよ」という問題をだしても,うちの高校ではほとんど書ける生徒がいないと想定される場合,「次の単語を並び替えて文章にせよ」という易しい問題に変更されているのです。 だから,その高校で「5」(よくできる)の相対評価をとっても,全国模試を受ければ「3」(ふつう)に相当する絶対評価を受けることは,じゅうぶんにありえます。