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Adobe Flex と Airの違い
これからFlashを勉強しようと思うのですが、いまいちFlexとAirの違いが分かりません。どちらもFlashサイトやPC・モバイルアプリを作成できると思うのですが。 現在、RIAなWEBコンテンツを作りたいと考えています。どちらを勉強すればいいのか、また開発ツールはFlash CS.5.5かFlash Builder4.5なのか教えて頂けると幸いです。
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一般的にWEB上で再生されるswfファイルのことをFlashと言います。 特にカタカナ表記でフラッシュと書かれている場合はほぼ100%このことです。 swfファイルはFlashPlayerで再生ができて、このFlashPlayerはPCのスタンドアロン、ブラウザプラグイン共にAdobeから無料で提供されていますし、ほぼ大体のブラウザにはデフォルトのプラグインとして組み込まれていますので、ユーザーがPlayerを意識する機会は滅多にないかもしれません。 また、モバイルプラットフォームで再生を可能にするFlashPlayerLiteというものもあって、こちらは携帯電話等に買ったときから既にインストールされている場合が多いです。 一般的なFlashという用語はそのくらいで完結するんですが、ややこしいことにこのswfファイルを作成するツールの一つとしてFlashというアプリが存在します。 Flashを作成したいと思う場合は再生側と明確にするために用語を区別する場合があります。 区別されてある場合は作る側をFlashIDEと呼んだり、もしくはFlashProfessionalとかCSとか呼んだりするのですが、作るツールの名称の歴史的経緯も長いため統一されていません。 ここらへんが、まず最初にFlashを作ってみたいと思う人をさらにややこしくしているのですが、再生する側のFlashと作る側のFlashを区別するのは今のところ読む人の理判断にゆだねている状況です。 ここから先、「Flash」という用語を再生するswfファイルの事と定義しておいて話を進めますが、 Flashを作るためには大きく分けて二つの方法があります。 1:Adobeが販売しているFlashCS5.5(もうじきCS6がでます)を買う 2:Adobeが無償提供しているFlexSDKを使う 1番は、アプリを買えば済む話しですので置いておいて、まず注目して頂きたいのは2番です。 FlexのSDKが無償で提供されているので、これを使えばFlashを作ることが出来ます。 FlexSDKそのものは無償ですが、これを便利に使うツールとしてFlashBuilderというアプリをAdobeが出しています。 > また開発ツールはFlash CS.5.5かFlash Builder4.5なのか教えて頂けると幸いです。 ですので、FlashCS5.5とFlashBuilderはどちらもAdobeの販売するアプリですので、どちらを使ってもFlashが作れます。 どちらがいいかは完全に好みですので、ご自身で選択されたらいいかと思います。 一般的にはデザインやアニメーション寄りならFlashCS、プログラム寄りならFlashBuilderがおすすめですが、 特にこうでないといけないというわけではないので、せっかくですのでいろいろ試してみることをおすすめします。 ちなみに私はどちらも特徴的なアプリですので、両方を状況に応じて使い分けています。 > いまいちFlexとAirの違いが分かりません。 Flexから作れるものがswfで、swfをアプリとしてうごかせる技術がAIRです。 違いも何も、Flexから作れるものがFlashとAIRです。 まとめます。 swfを再生=Flashと一旦定義しておく。 FlashCS5からFlashは作れる。 FlexからもFlashは作れる。 Flexを便利に使うアプリのひとつがFlashBuilder。 FlashをアプリにできるのがAIRなので、 FlashCS5からFlashやAIRは作れる。 FlexからもFlashやAIRは作れる。 Flexを便利に使うアプリのひとつがFlashBuilder。 極端に単純化しましたので正確ではないですが、今後Flashの勉強のとっかかりになれば幸いです。
お礼
大変わかりやすく丁寧に書いてくださってありがとうございます!