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MIC/LINE/Speakerの端子の違いについて

AV機器には、色々な入力ジャックがありますが、どうも明確な定義がわからないので質問させてください。 まず、マイクを繋げるジャック、これにはコンデンサマイクなど無電源のもの、電源が必要なマイク、次にライン入力、そしてスピーカ出力。 これらは、電気信号的にはみんな同じで、出力の大きさが違うだけなんでしょうか? ・・・そんなことはないですか。でも、マイク端子にラインを繋いでも使えたり、ライン出力を増幅するとスピーカに繋げたりするので、やはり互換性(?)はあるのでしょうが・・・。 あと、スピーカも出力によっていろんなサイズがありますが、100Wクラスの出力に10Wのスピーカを繋げたら壊れたり、逆をやると全然鳴らなかったりもするんでしょうか。 他には、ライン出力が無いラジカセのスピーカ出力を横取りして、出力を作ってしまうというのも可能でしょうか。 基礎から教えてください、お願いします。

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回答No.2

 出入力端子の仕様には当たり前、すなわちデファクト・スタンダードというのはありますが、明確な「定義」はありません。  下記はオンキョーのIntegra DTX-7というAVアンプの仕様書の一部ですが、出入力端子のレベルが書かれています。ポイントは「入力感度」と「インピーダンス」です。「インピーダンス」とは、音声電流に対する抵抗値です。このレベルが概ね合っていれば繋げます。桁違いでなければいいわけです。  いちばんレベルが小さいのはレコードのカートリッジです。下記ではMMタイプですが、MCタイプはもっと小さいです。マイクロフォンはその次ですね。  「Multichannel Input」にはレベルさえ合っていれば、何をつないでもかまいません。  スピーカーやヘッドホン端子はインピーダンスが小さく(6~8Ω)出力が大きいので、他の機器をつなぐと、音が歪んだり、壊れたりします。ただ、抵抗を挟めば繋げる場合もあります。  端子の形状は、接続可否とは直接関係ありません。 <アンプ部> ■定格出力 フロント145W+145W、センター145W、サラウンド145W+145W、 サラウンドバック145W+145W(6Ω、1kHz、0.1%THD) フロント110W+110W、センター110W、サラウンド110W+110W、 サラウンドバック110W+110W(8Ω、20Hz-20kHz、0.08%THD) ■入力感度/インピーダンス 200mV/50kΩ(LINE) 200mV/50kΩ(Multichannel Input/SW以外) 36mV/50kΩ(Multichannel Input/SW) 0.5Vp-p/75Ω(Digital Input/COAXIAL) 2.5mV/50kΩ(PHONO MM) ■出力レベル/インピーダンス 200mV/470Ω(REC OUT) 100mV/470Ω(ZONE2 LINE OUT) 1V/470Ω(PRE OUT)

pythian
質問者

お礼

ありがとうございます。立派なオーディオ機器とは無縁なもので、ポータブルMDの端子を眺めながら出た疑問なのですが、仕様を見せて頂いたおかげでかなり理解できました。 インピーダンスを合わせないと正しく入出力できないとのことですが、このインピーダンスと出力の因果関係をもう少し勉強してみようと思います。

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その他の回答 (2)

noname#22689
noname#22689
回答No.3

http://www.tritech.tv/column/600ld.html 「インピーダンス(Impedance)とは」 ↑  初歩的な解説ですが・・・

参考URL:
http://www.tritech.tv/column/600ld.html
pythian
質問者

お礼

ありがとうございます。 今日じっくりと勉強して、かなり理解することができました。

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  • Ronda
  • ベストアンサー率25% (259/1025)
回答No.1

質問の文章を見た限りではあなたはまだ小学校の中学年くらいだと思いますから、むずかしいことはわからないと思いますが、まずもう少し質問を整理した方がいいですよ。 何をしようと思っているのか、もし互換性があったらどうしたいのかがわかりませんね。 基本的には音声が電気信号になっているという意味では似ています。 でもマイクの出力は数mVと非常に小さいです。 またLINE出力は機器でそこそこの出力がありますから、入力側の定格は750mV程度です。 以上は増幅する前で信号が分かればいいので電流はほとんど必要ありません。 スピーカーの場合は電気でコーン紙などを駆動しなければなりませんから電流をたくさん流さなければなりません。 そういった理由から入力インピーダンスがMICやLINEの場合は数百から数kオーム、スピーカーは4とか6オームのように低くなっています。 >あと、スピーカも出力によっていろんなサイズがありますが 出力ではなくて定格入力です。 一般的に大出力のアンプに小定格入力のスピーカーを繋げると壊れると思われていますが、実際は逆のことの方が多いのです。 きれいな波形であれば通常の音楽を再生していて、10W定格のスピーカーに50Wや100Wが一時的にかかっても滅多に壊れません。 問題なのは波形が崩れたときなのです。 低出力アンプでボリュームを上げていくとアンプの限界を越えたときに波形の上下が平らになり(クリップといいますが)この部分は直流になってしまいます。 スピーカーは直流電流には弱いので(瞬間的に前に出たままとか引っ込んだままになる)壊れる可能性が高くなるのです。 ただし連続して大入力を入れるのはよくないですよ。 >ライン出力が無いラジカセのスピーカ出力を横取りして、出力を作ってしまうというのも可能でしょうか。 抵抗を組み合わせてインピーダンスマッチング回路を作れば可能です。

pythian
質問者

お礼

質問の意図がわからなかったようで、申し訳ありません。特に何をしたいわけではなく、興味が出て自分なりに考えた結果、ワケがわからなくなってしまいまして・・・。 違いは、LINE出力は数百mVでインピーダンスがkΩのオーダー、これがスピーカ出力になると大電流を流すために8Ωとかになるのですね。(スピーカ以外の機器に入力するとダメージを与えそうですね・・・) 直流回路しか設計経験がないのでインピーダンスの概念は掴みきれていないのですが、勉強してみます。ありがとうございました。

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