契約後保険会社が保障を開始する日のことを「責任開始日」と言います。
保険は原則として「責任開始日」以降に発生した死亡・高度障害・入院・手術などに対して保険金(給付金)が支払われます。
ただし告知義務違反や詐欺による無効に該当するケースなどでは保険金(給付金)が支払われない場合や、解除(いわゆる強制解約)されることもあります。
また告知義務違反などがなくても、「責任開始前発症」といって、保険金(給付金)請求の事由が「責任開始日」よりも前にあった場合、保険金(給付金)が支払われないこともあります。
ただ契約後2年以上経過していた場合は「責任開始前発症」が問われないこともあります。
基本的には「責任開始日」以降に請求事由が発生した場合は契約金額通り満額支払われます。
ただし引受基準緩和型や無選択型などの一部の商品は一定期間削減されるのが一般的ですし、引受の際に条件が付いた場合なども同様です。
またがん保険やその他商品のがんに関する特約などは90日間は「待機期間」と言って保障されないのが一般的です。
以上は原則論ですので実際は保険会社や商品ごとに規定があり微妙に異なることもあります。
詳しいことはそれぞれの商品ごとにパンフレットや約款などで確認してください。
またわからないことなどは担当者に聞けばいいことですが、ネット生保などの場合は基本的には全て自分で調べて解決する必要があります。
またネット生保は一部商品が安いのは事実ですが、大半は安く見せかけているだけで、現実はそれほどでないことも珍しくありません。
保険は必要な保障を合理的に買うというのが基本で、保険料ありきで先に考えてしまうと、必要な保障が買えていなかった、あるいは不必要な保障を買っていた、ということにもなりかねませんので留意が必要かと思います。
お礼
もの凄く早くアドバイス頂きありがとうございます。 非常に参考になります。 現行の保険の継続を考えていたのですが、古い商品で現在の新しい保険では色々な医療も保障されているがそこまで保障されない。なので違う保険に切り替えるように勧められています。 私は古い保険でもそこそこカバーできると思っていたのですが・・・最近の治療では降りない場合があると聞き、現在の保険会社との契約継続する必要もなく新たに自分にあったものを探そうと思っています。 降りないというのは最先端治療ではなく最近のメジャーとなっている治療も多くあるとの事でした。 別の会社へ切り替える場合は同時にダブらせる期間を持った方が良さそうですね。 ありがとうございました。