録画モード(映像ビットレート)を変換しない、高速ダビングの場合の画質はDVD-VIDEO=DVD-VR。BDMV=BDAV。
DVD-VIDEOやBDMVは元々が再生用途の規格で、DVD・BD機器ではCDの再生も要求されることから、データの読み出しはディスクの内周から外周へと時系列順に並んでいた方が機器側の物理的互換が容易になる。
PCのオーサリングソフトでDVD-VIDEO作成の工程表示で「変換中」と表示されるものがあるが、正確にはこれは「変換」ではなく「並び替え」
HDD上のデータは必ずしも時系列に添っておらず、一箇所に纏まっているわけでもなく散在している。
映像・音声ファイルが時系列順に並んでいる必要があるので、バラバラのデータを一旦TMPファイルとして時系列順に並び替えているだけ。そこから互換性向上のために更に1GB未満で自動分割したのがVOBファイル。BDMVのmts・m2tsも似たようなもの。
DVD-VRやBDAVは映像・音声ファイルは時系列順に並んでいる必要性が無いので、HDD上のデータをVRO、mts・m2tsにしてそのまま収録。
但しレコーダーはハードウェアエンコードなので9800Kbpsが上限となるが、PCの動画編集ソフト、オーサリングソフトではソフトウェアエンコードのため、余裕を持たせてVBRのピーク値は9300~9400Kbpsが限界となっている。
但しインポートしたデータを再エクスポートする場合は9800Kbpsのままでもエクスポートは可能。
あくまでもDVD-VIDEO、DVD-VRを作成する場合の処理。
と言うことで、レコーダーで記録したデータをPCにインポートし、PCでDVD-VIDEO、DVD-VRを作成した場合は正確には少々トランスコードされる。もっとも9800Kbpsギリギリを使い切るほどの画像の変化は滅多に無いので実際の影響を視認できるものではない。
お礼
ありがとうございます。 難しくてよくわかりませんが、画質は同じと考えてよろしいようですね。