FAT32で、ボリュームラベルが大文字になる

質問

私のマシンは、「linux」と「WIN7」のデュアルブートにしています。
データ共有のため「FAT32パーテーション」を作っていますが、
win7上で「ボリュームラベル」を小文字で入力しても必ず大文字に変わってしまいます。
HDD上に「FAT32」のパーテーションを作ったことがなかったので、今まで全く気がつきませんでしたが、
いろいろ調べると、これは「FAT32のファイルシステム」の仕様のようで、
確かに、USBメモリのボリュームラベルも大文字です。
ただ、ファイル名は、大文字小文字の区別があるようで、小文字のファイル名は可能です(当たり前か、、)
ただ「8.3形式」とかのファイル仕様もあるようで、よく分かりません。

この辺の詳しい情報が知りたいのですが、なかなか見つからなくて、
詳しく載っているサイトをご存じの方いらっしゃいましたら教えて頂けるとありがたいです。

回答No.1

nabe3desu · ベストアンサー

MS-DOSでは大文字小文字の区別ができなかった記憶があります。参照URLにFATの構造体が詳細に説明されています。ボリュームラベルはRDE (Root Directory Entry)の一つで、attributeのbit3でボリュームフラグかどうかの識別が可能なようです。この項目にある”name および extension”に”小文字を大文字で記録する”とあるのがこれかと思います。

参考URL：

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/2038/fat.html

お礼

とても参考になりました。
質問内容に対し、的確に答えて頂きありがとうございます。

回答No.2

bunjii

>この辺の詳しい情報が知りたいのですが、なかなか見つからなくて、詳しく載っているサイトをご存じの方いらっしゃいましたら教えて頂けるとありがたいです。
FAT32はMS-DOSから引き継がれたファイルシステムなので、大文字と小文字の区別ができません。
従って、仕様上大文字で表記するようになっています。
これは常識の範囲なので改めて説明するまでもありません。
また、Windows OSではファイル名を表記上で大文字と小文字で扱うにはNTFSのフォーマットで対応していますが、検索等の操作では大文字と小文字を区別しません。
Linuxではファイル名やフォルダ名を大文字と小文字を別のものとして認識します。
ファイルシステムによって扱いが異なることを知っていれば何の不都合もありません。

>ただ「8.3形式」とかのファイル仕様もあるようで、よく分かりません。
古い命名規則でファイル名8バイトに拡張子3バイトとするMS-DOSの規則です。
これはWindows 95まで引き継がれ、Windows 98以降は長いファイル名を扱えるようになりました。
今では覚えている人が少なくなっていると思います。

其々のOSについて特性を認識し、使い分ける習慣を付けてください。

お礼

ご回答ありがとうございます。