No7です。
お礼読ませてもらいました。
おっしゃる通り、「はる」の過去形は
「~してはった」「~したはった」で正解です。
あるいは「~しゃはった」とも言います。
今、これを書いていて気付きましたが、これらの用法は
「入院してはった」=入院していたが既に退院している
「入院しゃはった」=入院して今も病院にいる
という違いがあります。我ながら難しいですね。
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京都人が冷たいのか…という問いはよくあるのですが、
他の関西人からすると、京都の人間は「ホントのことを言わない」と
思われる傾向がありますし、実際に言いません(笑)。
例えば、貴方が京都弁を話しているのを聞いたとして、
典型的な大阪の人間なら「そんなん、ぜんぜん京都弁ちゃうで!」とツッコミます。
これは決してダメ出しではなくて「頑張ってるけどまだまだだね」という
励ましのニュアンスが含まれます。
しかし京都の人間はそういう波風が立つ(かもしれない)言い方を避けるので、
「ちゃんと京都弁使えてはるよ」と言うのです。実際は思ってなくても…
大阪の人間からすると、この「実際は思ってもいない」部分が分かるので、
「ホンマのこと言わへん」「冷たい人間や」「腹割って話さへん」という
評価になってしまいます。
京都の人間は、おおむね波風を立てたり言い争いになるのを嫌います。
これは議論が嫌いとか気弱とかではなく、単に「そういうのは下品だ」という
妙な美学のせいです(笑)。つまり本心に関係なく、当たり障りのない言い方で
お茶を濁してしまうのです。
なので、特に関西の他の地域から見ると「冷たい」「意地悪」と言われてしまうのです。
きっと貴方が京都に来て京都弁を話していても、京都の人は
ニッコリ微笑んで「上手にしゃべらはるね~」と言ってもらえると思います。
「どこかおかしいところがあれば言ってください」と言ったとしても、
「いやいや、おかしいとこなんてあらへんよ~」と言うはずです。
そういう「言葉の裏にある本心を気にせずに」という意味で、
「冷たい目に負けずに」と言いました。
頑張ってみてくださいね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「しやはった」とかは聞いたことあるような気がしますが、「しゃはった」とかはあまりイメージにないですね。 「はる」は自分のした行動とかに使うことはないですよね? 冷たいのではなく、穏やかで、上品、優しいという感じでしょうか? 観光で行った人がちょっと真似して話して、「あってますよ」言われたら嬉しかもしれませんね。観光で行くならとても良いところですね。 「ホントのこと言ってください」と言っても言ってくれないのはちょっと寂しいですね。