クォートとエスケープは現状では同じ意味として使われています。
本来は、
クォート:「決まった文法の中で特別な意味を持った文字の特別な意味をなくしその文字そのものと扱いたい時に行うこと」
エスケープ:「文字に元の意味で無い別の意味を与えるときに行うこと」
と全く別なのですが。
クォートの例:
・カンマを区切りで無くカンマという文字そのものとして扱うために引用符で囲む
CSV形式で、 abc,def,"hi,jk",lmn
・引用符の中で引用符自体を引用の終わりを意味するので無く引用符文字自体として扱いたい
VisualBasicだと、"abc""def" の用に"でクォートする
他の多くの言語だと、"abc\"def" のように\でクォートする
エスケープの例:多くの言語で文字列の中で \n が改行を表す。\がエスケープ文字
どちらも、" " ' 'で囲ったり、 \ を前置したりするので、混同されて現在は両方ともエスケープと書かれていることが多いです。
エンコードにはいろいろな意味がありますが、クォート・エスケープと混同されるような意味でのエンコードというと、「決まった文法の中で特別の意味を持った文字を、その文字そのものとして扱いたいので別の表現で表すこと」という感じでしょうか。
例:HTMLの中で < はタグの始まりを表すので、< と言う文字自体を表したければ < とエンコードする
お礼
回答ありがとうございました。 >あっているといえば(通っている)、あっているし、違うといえば違う。 >その3つ、全部違う事です。似た場面で、同じ効果を持つので、同じように使われる事があるだけで、違う事を指しています。 >エンコードは、上記2つと全く違い、元の文字を特定の方式にしたがって、別の文字列に置き換える事をさします。効果としては、エスケープ効果にも役立ちます。 説明、大変分かりやすかったです。 勉強になりましたー