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ニッケル水素の方が良い場合もあるのに。
自宅でノートPCを使っています。小型で場所をとらないし、停電しても電池が働くので安心です。 でもリチウムイオン電池の場合このような使い方をすると電池の寿命が短くなるそうですが、それではどうして買うときニッケル水素電池も選べるようにしないのでしょうか。
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まず、Ni-MH電池は体積当たりの充電容量がLi-IONと比べて低いです。 基本的にノートのような比較的高容量を求める機器には向きません。 放電特性も、Li-IONが基本的に高電圧を維持し、その後いっきに低下するのに対し、Ni-MHは徐々に電圧が下がります。 最近の製品は改善が進んでますが、特性がなくなるわけではないので・・・。 ある程度の高電圧がないと稼働できないPCにとっては、これも致命的。 現行の15インチクラスのノートですと、Li-IONで大体稼働時間が2時間ほど。Ni-MHだと半分程度になります。 可搬性を完全にスポイルしたモデルで、Ni-MHを予備的に搭載してるノートもあります。 ただ、Ni-MHとLi-IONでは充電回路の構造自体が全く別なので、両方使えるようにすることは困難。 また、充電保護回路が搭載されている昨今のノートPCにおいては、正直使い方による寿命差はほとんど出ません。 むしろNi-MHであっても、据え置きノートPCの使い方を保護回路使わずに行ったら劣化します。
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- tpg0
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技術的に考えると、リチウムイオン充電池とニッケル水素充電池は「充電方法が違う」ので、ノートPCのバッテリーを選択制にしたら、ノートPCもリチウムイオン充電池用とニッケル水素充電池用に分けなくてはならない問題がありますね。 メーカーでは、ノートPCの「モバイル性」を重視してますから、エネルギー密度の高いリチウムイオン充電池以外の選択肢は今のところないはずです。 将来的には、リチウムイオン充電池を上回る高性能充電池の開発に期待するしかないと思います。
コストの問題でしょう。 選択肢を広げて、高くなるより、 絞って安くしたほうがノートPCとしての価格競争的に有利だからです。 そして、現状ではリチウムイオン以外を 選択する人がほとんどいませんので、 そんなリスクを冒すところもないのでしょう。